さぬき市多和、徳島県境に近い矢筈山の東側中腹(標高約450m)に建つ八十八ヶ所最後の札所。行基が草庵を結んだのが始まりとされ、唐から帰った弘法大師が奥の院の岩窟で修行し、薬師如来を刻んで本尊にするとともに師から授かった錫杖を納め、結願の寺と定めたと伝わる。早くから女性の参詣を受け入れて「女人高野」とも呼ばれ栄えたが、戦乱や明治33年の大火で多くの堂を失い、のちに再建された。境内には巡礼を終えた遍路が納める金剛杖を祀る宝杖堂があり、杖は毎年の柴燈護摩で供養される。背後には岩肌の女体山がそびえ、山深い結願の地らしい趣がある。
見どころ
- 結願の札所:八十八ヶ所の最後の寺で、巡拝を終えた遍路が納めた金剛杖が宝杖堂に奉納され、春と夏の柴燈護摩で供養される
- 本堂:礼堂・中殿・多宝塔形式の奥殿からなり、奥殿に本尊の薬師如来(県指定文化財)と三国伝来の錫杖を安置
- 大師堂地下のお砂踏み道場:八十八ヶ所の本尊が並び、一巡すれば札所を巡ったのと同じご利益があるとされる
- 女体山と奥の院:本堂の背後にそびえる岩山。奥の院は弘法大師が修行したと伝わる岩窟
- 大窪寺のイチョウ:幹回り7mを超える大木(香川の保存木)
参拝の案内
- 住所
- 〒769-2306 香川県さぬき市多和兼割96
- アクセス
- さぬき市コミュニティバス志度-多和線「大窪寺」下車、約200m(Wikipedia)
- ことでん長尾線「長尾駅」から約15km(Wikipedia記載の距離)
- 車:高松自動車道「志度IC」から県道141号・県道3号を経由し、多和の交差点を左折して国道377号を道なりに進む(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。山門下の東側と西側の離れた場所に大駐車場、仁王門側の境内にも約10台(Wikipedia)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)。標高約450mのため厳冬期は積雪に注意(Wikipedia)
- 御朱印
- 確認中 納経所は本堂の左手(Wikipedia)。受付は8:00〜17:00、納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)(霊場会共通)。結願の札所で、納経印は「結願所」。有料で結願証明書も書いてもらえる(Wikipediaでは2,500円)。
由緒・信仰
- 創建
- 養老元年(717)、行基が霊夢を受けて草庵を建てたのが始まりと伝わる。弘仁6年(815)ごろ弘法大師が奥の院の岩窟で修行して堂を建て、薬師如来を刻み、恵果から授かった三国伝来の錫杖を納めて結願の地と定めたとされる
- 主な行事
- 柴燈護摩供(3月21日春分の日)
- 土砂加持法要(9月23日)
- 星祭法要(12月22日冬至)
- 本尊護摩供(毎月12日、8月を除く)
- 不動護摩供(毎月28日)
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参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。