さぬき市長尾、ことでん長尾駅のすぐ近くにある87番札所で、地元では「長尾の観音さん」と呼ばれる。行基が楊柳の木で聖観音を刻んだのが始まりとされ、弘法大師が入唐の成功を祈って年頭に7日間護摩を修したことが、正月7日の「大会陽」として今に受け継がれている。源義経と別れた静御前が母とともにこの寺で出家したと伝わり、髪を埋めた塚や位牌が残る。江戸時代に高松藩の庇護を受けて堂塔が整えられ、真言宗から天台宗に改められた。門前には元寇の戦没者を弔うとされる鎌倉時代の経幢2基が立ち、国の重要文化財となっている。
見どころ
- 経幢2基(国の重要文化財):弘安6年(1283)と弘安9年(1286)の石造で、元寇の戦没者供養のために建てられたと考えられている
- 静御前剃髪塚:源義経と別れた静御前が母の磯禅師とともにこの寺で得度し、髪を埋めたと伝わる塚
- 長尾天神宮:菅原道真と親交のあった住職明印にちなみ宝永7年(1710)に建てられた鎮守
- 仁王門と大わらじ:四国でも珍しい三つ棟木の工法とされる門に、長さ4m余りの大草鞋が掛かる
- 大会陽の力餅:正月7日の行事にちなむ名物
参拝の案内
- 住所
- 〒769-2302 香川県さぬき市長尾西653
- アクセス
- ことでん長尾線「長尾駅」から約200m(Wikipedia記載の距離)
- さぬき市コミュニティバス(志度-多和線・市内循環線)「東町」下車、約300m(Wikipedia)
- 車:高松自動車道「志度IC」から長尾へ約6〜7km(霊場会・Wikipedia)
- 駐車場
- あり 境内に駐車場あり(霊場会)。普通車200円を納経所で支払う。大型車は境内入口の道路脇(Wikipedia)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 天平11年(739)、行基が楊柳の木で聖観音を刻んで堂に安置したのが始まりとされる(聖徳太子の開創とする説もある)。弘法大師が入唐前に護摩を修し、帰国後に札所と定めたと伝わる
- 主な行事
- 大会陽(毎年1月7日)
- 初天神・筆供養お炊き上げ(1月25日)
- 秋例大祭(10月第2日曜日、前日宵宮)
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。