阿波市土成町の山裾に広がる第八番札所で、四国霊場でも最大級とされる二重の仁王門が名物です。弘法大師がこの谷で修行していた折、紀州の熊野権現から小さな金の観音像を授かり、等身大の千手観音を刻んでその胎内に納めたのが始まりと伝わります。昭和2年の火災で本堂と大師作とされた本尊を失い、戦争による中断をはさんで昭和46年に再建を終えました。一方で江戸時代の仁王門・中門・大師堂・多宝塔・鐘楼が残り、いずれも県の文化財です。春は参道の桜、初夏は紫陽花が境内を彩り、毎月18日には本尊が開帳され、金色に輝く姿を拝めます。
見どころ
- 仁王門:貞享4年(1687)建立、高さ約12〜13mで四国霊場最大級の二重門。二層目には極彩色の天女などが描かれ、県指定文化財
- 多宝塔:安永3年(1774)建立。胎蔵界大日如来を中心に四方の如来を祀る県指定文化財
- 大師堂:宝永4年(1707)建立。本堂左手の石段を上った先にあり、室町時代の弘法大師坐像(県指定)を祀る
- 桜と紫陽花:3月初めに参道の蜂須賀桜、4月初めにソメイヨシノや枝垂桜が咲き、初夏は紫陽花が境内を彩る
- 弁天島:納経所横の池に太鼓橋が架かる、安産の祈願所
参拝の案内
- 住所
- 〒771-1506 徳島県阿波市土成町土成字前田185
- アクセス
- JR徳島線「鴨島駅」から車で約20分(約5.8km)
- 車:徳島自動車道 土成ICから約1.5〜1.8km(約5分)
- 第7番十楽寺から約4km
- 駐車場
- あり 普通車20台・マイクロバス/大型6台、ほかに臨時駐車場3か所(50台)。志納金制(霊場会・阿波ナビ。金額の記載なし)
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の定めは資料に記載なし。納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の基本の時間)
- 御朱印
- 確認中 駐車場南側の納経所で受付。冬は薪ストーブで暖めた部屋で納経してもらえる(Wikipedia)。受付は8:00〜17:00(霊場会『お遍路の心得』の基本の受付時間)。納経料は資料に記載なし
由緒・信仰
- 創建
- 弘仁6年(815)、弘法大師が熊野権現から授かった小さな金の観音像を、自ら刻んだ等身大の千手観音の胎内に納めて開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。