さぬき市志度の志度湾に面して建つ86番札所で、推古天皇33年(625)の創建と伝わる四国霊場屈指の古刹。海から流れ着いた霊木で凡薗子尼が十一面観音を刻んだのが始まりとされ、藤原不比等とこの地の海女の悲恋を描く「海女の玉取り」伝説は能『海士』の題材にもなった。境内には海女を弔う墓が並び、子を思う母の心を表したという重森三玲作の枯山水「無染庭」もある。江戸時代に高松藩主松平頼重が寄進した本堂と仁王門は国の重要文化財。本尊と同じ姿とされる閻魔大王像が祀られ、この世とあの世の境に立つ寺という性格を伝えている。志度は平賀源内の故郷でもある。
見どころ
- 仁王門と本堂(いずれも国の重要文化財):高松藩主松平頼重の寄進による江戸前期の建物。仁王門の仁王像は運慶作と伝わる
- 閻魔堂の閻魔大王像:本尊の十一面観音と同体とされ、頭上に十一の仏面をいただく珍しい姿。毎月17日に開帳
- 海女の墓:藤原不比等と海女の「玉取り」伝説にちなみ、五輪塔群が並ぶ(さぬき市指定史跡)
- 無染庭と曲水式庭園:重森三玲が手がけた枯山水「無染庭」と、室町時代の作とされる曲水式庭園
- 五重塔:1975年に地元出身の実業家の寄進で建てられた高さ33mの塔
参拝の案内
- 住所
- 〒769-2101 香川県さぬき市志度1102
- アクセス
- JR高徳線「志度駅」から約700m(Wikipedia記載の距離)
- ことでん志度線「琴電志度駅」から約600m(Wikipedia)
- さぬき市コミュニティバス・大川バス 志度-多和線「国道口」バス停から徒歩(公式サイト)
- 車:高松自動車道「志度IC」から約2.3km(Wikipedia)
- 駐車場
- あり 無料(公式サイト)。納経所前は普通車まで、境内の海側にバスも停められる駐車場が2か所(Wikipedia)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)
- 拝観料
- 書院(無染庭を縁側から鑑賞)は入場料100円(Wikipedia)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 推古天皇33年(625)、凡薗子尼が海から流れ着いた霊木で十一面観音を刻み堂を建てたのが始まりと伝わる。のちに藤原不比等が堂を増築し「死度道場」と名付けたとされる(霊場会は開基を藤原不比等とする)
- 主な行事
- どんと焼き(1月15日)
- 柴燈大護摩(5月第2日曜日。2026年は第3日曜日)
- 閻魔堂御開帳(毎月17日)
- 永代土砂加持法要(12月第2日曜日)
- 本尊十一面観音御開帳(7月16・17日。公式では2026年は行わず次回は2028年予定)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。