高松市の東、源平合戦の古戦場として知られる台地状の屋島の南嶺山上にある84番札所。唐の高僧鑑真が奈良へ向かう途中に屋島の北嶺に堂を建てたのが始まりとされ、のちに弘法大師が伽藍を南嶺へ移し、千手観音を本尊にして寺を再興した。鎌倉時代の部材を使った本堂や平家供養の鐘と呼ばれる梵鐘、平安時代の本尊は国の重要文化財で、宝物館では源平合戦ゆかりの屏風なども見られる。本堂脇には四国の狸の総大将とされる太三郎狸を祀る蓑山大明神があり、子宝や縁結びの神として親しまれる。山上からは瀬戸内海と高松の街を一望できる。
見どころ
- 本堂(国の重要文化財):鎌倉時代の部材を用いて元和4年(1618)に建てられた入母屋造の堂
- 梵鐘(国の重要文化財):貞応2年(1223)銘の鎌倉時代の鐘で「平家供養の鐘」と呼ばれる
- 宝物館:平安時代の本尊千手観音坐像(重文)や源平合戦の屏風・絵巻などを展示
- 蓑山大明神:日本三大名狸の一つ「太三郎狸」を祀る祠で、夫婦狸の像と赤い鳥居が並ぶ
- 瑠璃宝の池(血の池)と源平屋島合戦の古戦場を見渡す山上の眺め
参拝の案内
- 住所
- 〒761-0111 香川県高松市屋島東町1808
- アクセス
- JR屋島駅またはことでん屋島駅から屋島山上行きシャトルバスで「屋島山上」下車、約200m(Wikipedia。本数・運賃は要確認)
- ことでん志度線「潟元駅」から約2.6km。麓から遍路道(遊歩道)を歩いて約30分で山門(Wikipedia)
- 車:高松西ICから国道11号を東へ進み、屋島ドライブウェイ(屋島スカイウェイ)で山上へ(霊場会)
- 駐車場
- あり 屋島山上観光駐車場(普通車1日1回300円、霊場会のお知らせ)。駐車場から東大門まで約2分、20分以内は無料(Wikipedia)。2026年9月19日〜23日の実証実験期間中は1,000〜1,500円に変更された。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
- 混雑する時期
- 秋の大型連休は屋島山上が混み、2026年9月19日〜23日には観光渋滞対策として駐車料金の引き上げとパーク・アンド・バスライドの実証実験が行われた(霊場会のお知らせ)
由緒・信仰
- 創建
- 天平勝宝年間(749〜756)、唐から渡来した鑑真が屋島の北嶺に普賢堂を建てたのが始まりと伝わる。弘仁6年(815)に弘法大師が嵯峨天皇の勅願で伽藍を南嶺に移し、千手観音を本尊としたとされる(大師は中興の祖)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。