高松市一宮町、讃岐国一宮の田村神社のすぐ隣にある83番札所。奈良仏教の礎を築いた義淵が開いたと伝わり、行基が修復して一宮寺と名を改め、弘法大師が聖観音を刻んで真言宗に改めたとされる。長く田村神社の別当寺を務めたが、江戸時代前期に高松藩主によって神社と切り離され、明治の神仏分離より約200年早く神と仏が分けられた珍しい経緯をもつ。本堂脇の「地獄の釜」は、悪事をした者が頭を入れると抜けなくなるという言い伝えで知られる。毎月28日の護摩供や予約不要の写経体験など、地域の人が気軽に参れる寺としての顔もある。
見どころ
- 地獄の釜:本堂の左手にある薬師如来の小さな祠。頭を入れると、悪い行いをした人は抜けなくなるという言い伝えがある
- 本堂:元禄14年(1701)の再建で、大きな楠に守られるように建つ
- 一宮御陵:三基の石塔で、孝霊天皇らのものとも伝わる
- 讃岐一宮・田村神社に隣接し、かつてその別当寺だった歴史
参拝の案内
- アクセス
- ことでん琴平線「一宮駅」下車、線路沿いを東へ約130m、踏切を北へ渡って約400m北上(公式サイト)
- ことでんバス鹿角線「一宮」下車、約300m(Wikipedia)
- 車:高松自動車道「高松西IC」から約10分、「高松中央IC」から約20分(公式サイト)。平日朝7:30〜8:30は周辺が一方通行になるので北側から入る(公式サイト)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会・Wikipedia)。寺の西門前にあり、県立高松南高校の向かい(公式サイト)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)。写経体験は毎日、大師堂外陣で受付(Wikipediaでは9:00〜16:00)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 大宝年間(701〜704)に義淵僧正が法相宗の寺として開き大宝院と称したと伝わる。和銅年間に行基が修復して一宮寺と改め、大同年間に弘法大師が聖観音を刻んで真言宗に改めたとされる
- 主な行事
- 正月初護摩供(1月1日 13:00〜)
- 初大師大般若修行(1月20日 13:00〜)
- 星供(2月節分 14:00〜)
- 永代土砂加持(5月20日)
- きゅうり加持(7月土用の丑)
- 千日会・前立本尊開帳(8月10日)
- 除夜の鐘(12月31日 23:50頃〜)
- 護摩供(毎月28日 10:00〜)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。