高松市牟礼町、屋島の東にそびえる五剣山の8合目に建つ85番札所。弘法大師がこの山で修行した際に天から5本の剣が降ったという伝説が山の名の由来で、入唐の前に植えた焼き栗が帰国後に芽吹いていたことから寺名を八栗寺に改めたと伝わる。江戸時代には高松松平藩の祈祷所となり、本堂の瓦には今も葵の紋が見られる。本堂の脇の聖天堂には東福門院ゆかりの歓喜天が祀られ、「八栗の聖天さん」として商売繁盛や縁結びを願う人の信仰を集め、年末年始には例年約10万人が訪れる。参拝にはケーブルカーが便利で、山上からは高松の街並みを一望できる。
見どころ
- 聖天堂:東福門院から木食以空上人に授けられたと伝わる歓喜天を祀り「八栗の聖天さん」と呼ばれる。50年に一度の開帳で次回は2027年
- 五剣山:剣を突き立てたような岩峰が並ぶ山で、寺は8合目にある。宝永3年(1706)の地震で東の一峰が崩れた
- 八栗ケーブル:登山口から山上までを結ぶレトロなケーブルカー
- 中将坊堂:さぬき三大天狗の一つ中将坊を祀る。下駄を奉納する習わしがある
- お迎え大師:高松市街や屋島を一望できる展望所
参拝の案内
- 住所
- 〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼3416
- アクセス
- JR高徳線「八栗口駅」またはことでん志度線「八栗駅」下車、八栗ケーブル「登山口駅」から八栗ケーブルで「八栗山上駅」へ(公式サイト)。山上駅から寺まで約300m(Wikipedia)
- 八栗ケーブル登山口駅前から表参道を徒歩で約22分(約1km)(Wikipedia)
- 車:高松自動車道「志度IC」から国道11号で牟礼町へ。ことでん八栗駅前を左折し県道36号を進み、標識のあるT字路を右折するとケーブル登山口駅(公式サイト)
- 駐車場
- あり 八栗ケーブル登山口駅前の駐車場。普通車250台・マイクロバス10台・大型車10台、7:00〜18:00、無料(公式サイト)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)。八栗ケーブルの運行は7:30〜17:15(四国ケーブル、2026年10月時点の表示)
- 拝観料
- 境内の拝観料の記載なし。八栗ケーブルは大人往復1,000円・上り600円・下り500円(Wikipedia)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
- 混雑する時期
- 年末年始は例年約10万人が参拝する。12月31日22時〜1月3日18時は裏参道(県道)が車両通行止めになり、表参道かケーブルを使う(公式サイト)
- 聖天尊の大縁日(1月16日・5月16日・旧暦9月16日)の大般若法会は早くから多くの参拝者が訪れる(公式サイト)
由緒・信仰
- 創建
- 天長6年(829)、弘法大師が五剣山で虚空蔵求聞持法を修めた際に天から5本の剣が降り、大日如来を刻んで開いたと伝わる。入唐前に植えた焼き栗8個が芽吹いたことから八国寺を八栗寺に改めたとされる
- ご利益
- 商売繁盛学業成就縁結び除災招福(中将坊)健脚(中将坊)開運・厄除け
- 主な行事
- 初詣・修正会(元日〜3日。本堂と多宝塔の本尊を開扉)
- 聖天尊正月大縁日・大般若法会(1月16日 13時〜)
- 花祭り(4月8日)
- 聖天尊春季大縁日(5月16日 13時〜)
- 青葉祭り・五大寺写経会(6月15日)
- 聖天尊秋季大縁日(旧暦9月16日 13時〜)
- 星供護摩(冬至〜節分受付)
- 八栗詣りの会(毎月1日 10:15〜、1・2・7・8・9月を除く)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(8件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。