徳島市国府町の住宅地の中にある第十六番札所で、遍路道に面した重層の鐘楼門が目印です。寺伝では、聖武天皇が国分寺を建立した際に勅願道場として行基が開き、のちに弘法大師が千手観音と脇侍の不動明王・毘沙門天を刻んで寺名を定めたとされます。天正の兵火に遭ったのち、江戸前期に蜂須賀家の支援で再建されました。境内はこぢんまりとしていますが、目が見えるようになった遍路が納めた松葉杖や、炎に包まれた女性を描いた絵馬など、霊験を伝える奉納品が残ります。町名は「かんのんじ」、寺名は「かんおんじ」と読み、香川の第69番観音寺とは読み方が逆になっている点も興味深いところです。
見どころ
- 鐘楼門:遍路道に面して建つ和様の重層楼門で、昔の面影を残す
- 夜泣き地蔵:子どもの夜泣き封じや健やかな成長を願う地蔵尊で、お礼のよだれかけが多く奉納されている
- 本堂の奉納絵馬:着物が燃え上がった女性遍路の明治期の実話を描いた額が掲げられている
- 八幡総社両神社:本堂右脇に、国府八幡と阿波国内の神々を合わせ祀った総社が鎮座する
参拝の案内
- 住所
- 〒779-3123 徳島県徳島市国府町観音寺49-2
- アクセス
- JR徳島線「府中駅」から約0.8〜1.2km
- 徳島バス「観音寺」下車 約100m(Wikipediaは「観音寺北」下車0.4kmと記載)
- 車:徳島自動車道 藍住ICから約6.8km
- 駐車場
- あり 無料。境内に普通車6〜7台・マイクロバス1台(7:00〜17:00、霊場会)。Wikipediaは東側にも数十台の無料駐車場があると記載
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の定めは資料に記載なし。納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の基本の時間)
- 御朱印
- 確認中 境内左奥の納経所で受付(Wikipedia)。受付は8:00〜17:00(霊場会『お遍路の心得』の基本の受付時間)。弘法大師の筆跡を刻んだとされる光明真言印判を白衣の襟に押してもらえる場合がある(手数料2,000円。担当者がいて混雑していない時のみ、Wikipedia)。納経料は資料に記載なし
由緒・信仰
- 創建
- 天平13年(741)、聖武天皇の勅願道場として行基が建てたと伝わる。弘仁7年(816)ごろ弘法大師が本尊を刻み、現在の寺名にしたとされる
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。