徳島市国府町延命の小高い場所にある第十四番札所で、八十八ヶ所の中で唯一、未来仏の弥勒菩薩を本尊としています。弘法大師がこの地で修行していた際、多くの菩薩を連れた弥勒菩薩が現れ、その姿を霊木に刻んだのが始まりと伝わります。のちに大師の甥の真然らによって大伽藍が整えられ、室町時代には阿波守護細川氏の祈願所にもなりましたが、天正の兵火で焼失しました。江戸後期、谷間から石段を約50段上った現在地へ移っています。境内は自然の岩盤がそのまま地面になった「流水岩の庭」で、足元の起伏に驚かされます。イチイの巨木に祀られた「あららぎ大師」も見逃せません。
見どころ
- 流水岩の庭:断層がむき出しになった結晶片岩の岩盤そのものが境内で、水が流れたような起伏を見せる
- あららぎ大師:本堂と大師堂の間に立つイチイの巨木の枝の間に大師像が祀られ、糖尿病平癒の祈願所とされる
- 弥勒菩薩の本尊:八十八ヶ所で唯一、弥勒菩薩を本尊とする
- 延命山新四国八十八ヶ所:本堂裏の山を約20分で一周できるミニ霊場で、奥の院慈眼寺へつながる
参拝の案内
- 住所
- 〒779-3128 徳島県徳島市国府町延命606
- アクセス
- バス「常楽寺前」下車 約300m
- JR徳島線「府中駅」から約3km
- 車:徳島自動車道 藍住ICから約8.7km
- 第15番国分寺へ約800m
- 駐車場
- あり 無料。普通車約10台(霊場会・阿波ナビ)。Wikipediaは20台と記載
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の定めは資料に記載なし。納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の基本の時間)
- 御朱印
- 確認中 石段を背にして右手の納経所で受付(Wikipedia)。受付は8:00〜17:00(霊場会『お遍路の心得』の基本の受付時間)。本尊のほか奥之院慈眼寺の納経印もある。納経料は資料に記載なし
由緒・信仰
- 創建
- 弘仁6年(815)、弘法大師が来迎した弥勒菩薩を感得し、霊木に刻んで開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。