高松市国分寺町、奈良時代の讃岐国分寺の跡にそのまま建つ80番札所。聖武天皇の命で諸国に置かれた国分寺の一つで、行基が開いたと伝わる。境内には創建時の金堂や七重塔の礎石が当時の位置に残り、全国でも数少ない国の特別史跡に指定されている。鎌倉時代の本堂は旧講堂の礎石の上に建ち、高さ5mを超える本尊の千手観音とともに国の重要文化財。四国最古とされる梵鐘には、城へ持ち去られて戻されたという不思議な話も伝わる。隣接する遺跡公園と資料館では伽藍の模型や出土品も見られ、境内はほぼ段差がなく車いすでも参拝しやすい。
見どころ
- 本堂(国の重要文化財):鎌倉時代後期の建立で、奈良時代の講堂跡の礎石を再利用している。本尊の千手観音立像(重文)は60年に一度の開帳で次回は2040年予定
- 梵鐘(国の重要文化財):四国最古とされる鐘。高松城へ運ばれたが「国分へ帰りたい」と泣いて戻されたという伝説が残る
- 讃岐国分寺跡(国の特別史跡):金堂跡の礎石33個や七重塔跡の礎石が当時の位置に残る
- 大日如来堂:東寺講堂の本尊だった空海作の大日如来坐像を記録から復元した像を2025年秋から公開
- 境内の黒松の大木と、参道に並ぶ八十八ヶ所の石仏
参拝の案内
- 住所
- 〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分2065
- アクセス
- JR予讃線「国分駅」から徒歩約4分(公式サイト)。国分駅まではJR高松駅・坂出駅から普通列車で約14分
- 関西方面からの直通高速バス(フットバス)の停留所から徒歩約12分(公式サイト)
- 車:高松自動車道「府中湖IC」から約9分、「高松檀紙IC」から約12分(公式サイト)
- 駐車場
- あり 山門前に無料20台、ほかに大型バスも停められる20台(公式サイト)。
- 拝観時間
- 参拝時間 8:00〜17:00(入山は16:30まで)(公式サイト)。納経所は大師堂拝殿内(Wikipedia)
- 拝観料
- 入山拝観料として1人200円の志納をお願いしている(任意)(公式サイト)。大日如来堂の堂内拝観は期間・曜日限定で有料(金額未確認)。隣接の高松市讃岐國分寺跡資料館は大人100円・中学生以下無料
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 天平13年(741)の聖武天皇の国分寺建立の詔を受け、行基が開いたと伝わる。弘仁年間(810〜823)に弘法大師が本尊を修理し霊場に定めたとされる
- 主な行事
- 水子総供養大法要(6月第1日曜日 14時〜)
- 大日如来 堂内体験(2026年は10・11月の日曜日に開催)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。