五色台の白峯の中腹、標高約280mの山中にある81番札所。弘法大師が山頂に宝珠を埋めて祈り、のちに智証大師が霊木で千手観音を刻んで開いたと伝わる。保元の乱で讃岐に流された崇徳上皇がこの山で荼毘に付され、隣接して四国で唯一の天皇陵である白峯陵が営まれた。上皇の霊を慰める頓証寺殿や勅額門は高松藩主松平頼重が再建したもので、本堂・大師堂などとともに国の重要文化財。西行が上皇の墓前で歌を詠んだ話は『雨月物語』でも知られる。境内には天狗の相模坊を祀る堂や干支の守り本尊も並び、桜・紫陽花・紅葉の季節は特に多くの人が訪れる。
見どころ
- 勅額門と頓証寺殿:高松藩主松平頼重が再建した、崇徳上皇の霊を祀る堂と門。天皇・神・仏を一堂に祀る珍しい形式で、境内の9棟が国の重要文化財
- 白峯陵:崇徳上皇の御陵で、四国で唯一の天皇陵が境内に隣接する
- 十三重石塔2基(国の重要文化財):源頼朝が崇徳上皇の供養に建てたと伝わる
- 干支の守り本尊:境内のお堂ごとに十二支の守り本尊が祀られている
- 四季の花:春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉が有名。参道には稚児の滝や瀬戸内海を一望する展望台もある
参拝の案内
- 住所
- 〒762-0016 香川県坂出市青海町2635
- アクセス
- JR予讃線「坂出駅」からタクシー約20分(公式サイト)
- JR坂出駅から琴参バス(王越・大屋冨行き)で「高屋(登山口)」下車、タクシー約10分または徒歩約1時間(2.5km)(公式サイト)
- JR高松駅からタクシー約40分(公式サイト)
- 車:坂出北IC・坂出IC・高松檀紙ICからいずれも約20分(公式サイト)
- 駐車場
- あり 無料・約200台(公式サイト・霊場会)。タクシー・大型車など商用車は整備奉賛金(普通タクシー200円、ジャンボタクシー500円、マイクロバス以上1,000円)を護摩堂内受付で納める。
- 拝観時間
- 参拝時間 8:30〜17:00(公式サイト)。納経時間も8:30〜17:00(Wikipedia)
- 拝観料
- 入山奉賛金 1人200円(護摩堂内受付)(公式サイト)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は8:30〜17:00(公式サイトの参拝時間・Wikipedia)。霊場会の共通納経時間は8:00〜17:00。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円、霊場会共通)。本尊のほか奥之院毘沙門天・崇徳天皇念持仏の十一面観音・白峯大権現などの納経印もある(Wikipedia)。
- 混雑する時期
- 春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉の時期は県内外から多くの参拝者が訪れる(霊場会)
- 11月のライトアップ期間(2026年は11月13日〜29日の夕方以降)は夜間も参拝者が集まる(公式サイト)
由緒・信仰
- 創建
- 弘仁6年(815)、弘法大師が白峯山頂に如意宝珠を埋めて衆生救済を祈り、のち貞観2年(860)に智証大師円珍が霊木で本尊の千手観音を刻んで堂を建てたと伝わる(開基は弘法大師・智証大師)
- ご利益
- 身代わり観音(本尊)開運招福商売繁盛勝負事悪縁切り芸事上達学業成就
- 主な行事
- 元旦修正会(1月1日〜3日)
- 正月大護摩法要・開運火渡り修行(1月最終日曜日)
- 星祭(節分2月3日・冬至12月22日)
- 千日会・本尊御開帳(7月10日 10時。年に一度)
- 崇徳天皇御正辰祭(9月21日 9時、白峯陵)
- 大般若経お加持法要(11月第1日曜日)
- 夜間特別拝観ライトアップ(2026年は11月13日〜29日 17:30〜)
- 除夜の鐘(大晦日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。