第一番霊山寺から西へ1kmあまり、三方を山に囲まれた静かな境内をもつ第二番札所です。行基が開いたと伝わり、弘法大師がここで21日間お経を唱えた満願の日に現れた阿弥陀如来を刻んで本尊にしたとされます。その像の放つ光が鳴門の海まで届いて漁の妨げになったため、漁民が本堂前に山を築いたという話が「日照山」の名の由来です。大師の加持で難産の女性が救われたという縁起から、古くから安産・子授けの寺として知られ、腹帯やお守りも授けています。朱色の仁王門、浄土を表した庭園、千年以上を経たとされる長命杉など、見どころがまとまった札所です。
見どころ
- 長命杉:弘法大師のお手植えと伝わる杉の巨木で、鳴門市の天然記念物。柵から下がる紅白の紐に触れて霊気を受ける作法がある
- 安産大師:大師の加持で難産の女性が救われた縁起から、大師堂の大師像は安産の大師として信仰される。明治期に奉納された安産修行大師像も立つ
- 本尊阿弥陀如来坐像:鎌倉時代の作とされる国の重要文化財。後光が鳴門の沖まで届いて漁の妨げになり、本堂前に小山を築いて遮ったという話が山号の由来
- 仁王門と庭園:朱塗りの仁王門の先に浄土をかたどった庭が広がり、仏足石から石段を上ると本堂に至る
- 願掛け地蔵:仁王門を入った左手にあり、真言を唱えて自らも努めれば願いがかなうとされる
参拝の案内
- 住所
- 〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12
- アクセス
- JR高徳線「阿波川端駅」から徒歩約15〜20分
- JR高徳線「板東駅」から徒歩約30分
- 鳴門市営バス大麻線「二番札所前」下車すぐ
- 高速バス停「鳴門西」から徒歩約15分
- 車:高松自動車道 板野ICから約5分、徳島自動車道 藍住ICから約10分
- 駐車場
- あり 無料。普通車40台・大型6台(霊場会)。阿波ナビは大型10台、Wikipediaはバス10台と記載
- 拝観時間
- お参りのみなら開門・閉門の時間の定めはなく、いつでも参拝できる(公式)。祈祷の受付は9:00〜15:30(電話で予約)。納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の基本の時間)
- 御朱印
- 確認中 納経所で納経帳・掛軸・白衣に納経を受けられる。受付は8:00〜17:00(霊場会『お遍路の心得』の基本の受付時間)。コロナ禍以降は駐車場側の納経所と売店が休業し、本坊側の納経所で個人も受け付けている(Wikipedia)。納経料は資料に記載なし
- 混雑する時期
- 9月23日(秋分の日)の水子大法会。約100人の信者が集まり、寺は当日たいへん混み合うと案内している
由緒・信仰
- ご本尊
- 阿弥陀如来(伝弘法大師作。秘仏、国重要文化財)
- 創建
- 奈良時代に行基が開いたと伝わる。弘仁6年(815)、弘法大師が21日間『阿弥陀経』を読誦し、現れた阿弥陀如来を刻んで本尊にしたとされる
- 主な行事
- 星祭(節分・2月3日)
- 花祭り(4月8日)
- 盂蘭盆会(8月16日)
- 水子大法会(9月23日 10時〜)
- 人形供養祭(令和8年は10月10日予定)
- 除夜の鐘(12月31日 23時50分〜55分頃。参拝者もつける)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(8件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。