板野町羅漢にある第五番札所で、境内地は約1万2千坪に及びます。嵯峨天皇の願いを受けた弘法大師が、甲冑姿で馬に乗る小さな勝軍地蔵を刻んで本尊にしたのが始まりと伝わります。のちに熊野権現の導師を務めた僧が延命地蔵を彫り、その胎内に大師の像を納めました。武将の信仰も集め、最盛期には阿波・讃岐・伊予に300ほどの末寺を抱えたとされますが、戦国期の兵火で焼け、江戸時代に再興されました。本堂裏手の石段を上った奥の院には等身大の羅漢像がずらりと並び、一体ずつ違う表情を見て歩くのが楽しみです。境内の大銀杏や水琴窟も、参拝の合間に立ち寄りたい場所です。
見どころ
- 五百羅漢堂(奥の院):本堂から歩いて5分ほど。コの字形の回廊に等身大の羅漢像約200体が並び、喜怒哀楽さまざまな表情を見せる(拝観300円)
- たらちね大銀杏:山門を入った右手に立つ、樹齢800年を超えるといわれる大イチョウ
- 水琴窟:山門正面の方丈入口の脇などにあり、澄んだ音が響く
- 本堂・大師堂など5棟:国の登録有形文化財。大師堂の天井には舞う天女が描かれている
- 淡島堂:和歌山の淡島神社から分霊されたとされるお堂
参拝の案内
- 住所
- 〒779-0114 徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
- アクセス
- 徳島バス鍛冶屋原線「羅漢」下車 約100〜300m
- JR高徳線「板野駅」から約3.4km
- 車:高松自動車道 板野ICから約5km
- 駐車場
- あり 無料。普通車50台・マイクロバス20台・大型10台(霊場会)。奥の院五百羅漢にも専用駐車場あり(地蔵寺の駐車場から車で約2分)
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の定めは資料に記載なし。納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の基本の時間)
- 拝観料
- 境内の拝観料は資料に記載なし。奥の院・五百羅漢堂の拝観は300円(霊場会)
- 御朱印
- 確認中 山門正面の庫裏右端の納経所で受付(Wikipedia)。受付は8:00〜17:00(霊場会『お遍路の心得』の基本の受付時間)。本尊のほか奥ノ院五百羅漢、阿波西国霊場の如意輪観音の納経印もある(Wikipedia)。納経料は資料に記載なし
由緒・信仰
- ご本尊
- 延命地蔵菩薩(胎内仏に伝弘法大師作の勝軍地蔵菩薩)
- 創建
- 弘仁12年(821)、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。