早稲田大学に近い高台に鎮まる八幡宮です。平安時代後期、奥州の戦から戻った源義家が兜と太刀を納めて八幡神を祀ったのが始まりとされます。江戸初期、社殿を整える工事の最中に山裾から洞穴が見つかり、中に金色の神像があったことから「穴八幡」と呼ばれるようになりました。三代将軍家光は江戸城北方の守りとして社殿を造営させ、八代吉宗は流鏑馬を奉納するなど、将軍家の崇敬も厚い社でした。戦災で多くを失いましたが、平成以降に江戸期の図面をもとに社殿や随神門が再建されています。冬至から節分まで授けられる一陽来復御守を求めて、毎年多くの参拝者が列をつくります。
見どころ
- 冬至から節分まで授与される「一陽来復御守」。金銀融通のお守りとして知られ、冬至の日は早朝から長い行列ができる
- 慶安・元禄期の設計図をもとに平成以降に再建された江戸権現造の社殿と、朱塗りの随神門・鼓楼
- 慶安2年(1649)奉納の布袋像の手水鉢。新宿区指定有形文化財で、区内最古級とされる
- 寛永18年(1641)に神穴から金色の御神像が現れたという、社名の由来となった伝承
参拝の案内
- 住所
- 〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2-1-11
- アクセス
- 東京メトロ東西線「早稲田駅」3b出口から徒歩約5分
- 東京メトロ副都心線「西早稲田駅」から徒歩約15分
- 都営バス 学02(早大正門⇔高田馬場駅)「馬場下町」下車すぐ
- 都営バス 早77(早稲田⇔新宿駅西口)「馬場下町」下車徒歩約3分/早81(早大正門⇔渋谷駅)「馬場下町」下車徒歩約5分
- 都営バス 上69・飯64「西早稲田」下車徒歩約5分
- 駐車場
- なし 駐車場・駐輪場ともになし。近隣のコインパーキングか公共交通機関を利用。一陽来復御守の頒布期間中は公共交通機関のみ
- 参拝時間
- 拝殿6:00〜17:00(夜間も拝殿前から参拝可)、幣殿9:00〜16:00、社務所9:00〜17:00
- 御朱印
- 直書きOK 9:00〜16:00に受付。自分の御朱印帳を持参する必要があり、書き置きはない。参拝していない人の分は不可。冬至〜節分(一陽来復御守の頒布期間)はこの受付時間の対象外とされ、期間中の扱いは未確認。初穂料は公式に記載なし
- 混雑する時期
- 冬至の日(一陽来復御守の頒布初日。午前5時から授与し、早朝から長い行列ができる。周辺は大規模な交通規制)
- 冬至から節分までの一陽来復御守の頒布期間
由緒・信仰
- ご祭神
- 應神天皇(品陀和気命)・仲哀天皇(帯中日子命)・神功皇后(息長帯比賣命)
- 創建
- 康平5年(1062)、奥州から凱旋した源義家がこの地に兜と太刀を納め、八幡宮を勧請したと伝わる
- 主な行事
- 例大祭(毎年9月15日)
- 冬至祭と一陽来復御守の頒布(冬至〜節分)
- 高田馬場流鏑馬(新宿区指定無形民俗文化財。毎年10月のスポーツの日に戸山公園で奉納)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。