文京区小石川の高台に建つ浄土宗の古刹で、室町時代に浄土宗中興の祖とされる了誉聖冏が開きました。江戸時代の初め、徳川家康の母・於大の方がここに葬られ、その法号にちなんで寺の名が「伝通院」となりました。以後、家康の孫娘で波乱の生涯を送った千姫や、将軍家の正室・子女も眠る徳川家ゆかりの寺として手厚く保護され、壮大な伽藍が整えられたといいます。現在の本堂は1988年に鉄筋コンクリート造で建て直されたもので、2012年には木造の山門も再建され、往時の風格を取り戻しつつあります。墓地には幕末の志士や近現代の文化人の墓も多く、歴史をたどりながら静かに歩ける寺です。
見どころ
- 徳川家康の生母・於大の方が葬られたことから、その法号「伝通院殿」が寺名になった。境内墓地には於大の方の墓が残る。
- 家康の孫で豊臣秀頼に嫁いだ千姫や、三代将軍家光の正室・鷹司孝子など、徳川家ゆかりの女性や子どもの墓が並ぶ。
- 幕末の志士・清河八郎や作家の佐藤春夫、柴田錬三郎、堺屋太一など、各界の著名人も眠っている。
- 2012年に木造で再建された山門には葵の紋が掲げられ、夜にはライトアップされる。春は鐘楼堂の桜も見どころ。
参拝の案内
- 住所
- 〒112-0002 東京都文京区小石川3-14-6
- アクセス
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」から徒歩約10分
- 都営三田線・大江戸線「春日駅」から徒歩約10分
- 都営バス(錦糸町駅〜大塚駅)「伝通院前」から徒歩1〜2分
- 駐車場
- 確認中 公式の交通案内に参拝者用駐車場の記載なし
- 拝観時間
- 10:00〜17:00(Wikipedia掲載。公式サイトに記載なし)
- 御朱印
- 直書きOK 御朱印帳への書き入れに対応(ホトカミ掲載情報・参拝者投稿)。本尊阿弥陀如来、無量聖観世音、江戸三十三観音霊場(第十二番)の御朱印がある。書き入れ500円とみられる画像表記あり(未確認)。受付時間は未確認公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳あり(ホトカミ掲載情報。内容・価格は未確認)
- 混雑する時期
- 7月中旬の土日の文京朝顔・ほおずき市(伝通院は朝顔市のメイン会場。2026年は7月18・19日、朝顔は売り切れ次第終了)
- 大晦日の除夜の鐘は先着の予約制
由緒・信仰
- 創建
- 応永22年(1415年)、浄土宗第七祖・了誉聖冏(繊月禅師)が開山。当初の寺号は寿経寺
- 主な行事
- 江戸三十三観音 第十二番札所 祈願祭
- お月見の会(秋)
- 十夜法要会(11月)
- 傳通院寄席(定期開催)
- 除夜の鐘(12月31日、先着予約制)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。