新宿三丁目の駅を出てすぐ、繁華街のただ中に鎮まる新宿の総鎮守です。家康が関東に来る前に吉野山から稲荷神を迎えたのが始まりと伝わり、江戸時代の初めに尾張藩の屋敷の庭だった土地へ移りました。そこが花の咲く美しい庭だったことが、社名の由来とされています。宿場町の内藤新宿が栄えると町の守り神として信仰を集め、火事で焼けた社殿を建て直すために境内で芝居や見世物を開いたことから、芸能との縁が深まりました。境内社の芸能浅間神社には役者や歌手からの奉納が多く、昭和には唐十郎の紅テント劇も境内で上演されています。11月の酉の市は熊手を売る露店と人波で夜遅くまでにぎわい、毎週日曜の骨董市とともに、街の暮らしに溶け込んだ神社の姿を感じられます。
見どころ
- 芸能浅間神社: 木花之佐久夜毘売をまつる境内社で、芸能関係者からの奉納が多い。隣には藤圭子のヒット曲『圭子の夢は夜ひらく』の歌碑が立つ。
- 威徳稲荷神社: 奉納された朱の鳥居が連なる境内社で、女性の参拝者に人気がある。
- 銅製の唐獅子: 文政4年(1821年)に名工村田整珉が鋳造した一対で、新宿区の有形文化財。
- 大鳥居と社殿: 新宿でも屈指の高さを誇る大鳥居をくぐった先に、昭和40年に再建された鉄筋コンクリート造の社殿が建つ。
- 芸能と市の場: 江戸時代に社殿再建の資金を集めるため境内で芝居や見世物を催した歴史があり、昭和には唐十郎の紅テント公演の舞台にもなった。毎週日曜には青空骨董市が開かれる。
参拝の案内
- 住所
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
- アクセス
- 東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口から徒歩0分
- JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口から徒歩約7分
- 都営バス「新宿三丁目」または「新宿伊勢丹前」から徒歩約3分
- 駐車場
- なし 公式サイトに駐車場の記載なし。旅行情報サイトでは「周辺の有料駐車場を利用」、催事情報では駐車場「なし」とされる。
- 参拝時間
- 境内の参拝時間は公式で確認できず。社務所(祈祷・授与品の受付)は年中無休。
- 御朱印
- 確認中 公式サイトの授与品ページに御朱印の記載がなく、受付時間・初穂料を確認できず。
- 混雑する時期
- 11月の酉の市(大酉祭)は熊手の露店が並び、数十万人の人出がある。令和8年は一の酉が11月6〜7日、二の酉が11月18〜19日
由緒・信仰
- ご祭神
- 倉稲魂命(花園神社)、日本武尊(大鳥神社)、受持神(雷電神社)
- 創建
- 創建年は不詳。徳川家康が関東に入った1590年より前に、大和国吉野山から勧請されたと伝わる。寛永年間(1624〜1644年)に尾張藩下屋敷の庭の一部を拝領して現在地へ移った。
- ご利益
- 商売繁盛(大鳥神社・熊手守)芸道成就(芸能浅間神社)夫婦和合・子宝(威徳稲荷神社)家内安全開運招福
- 主な行事
- 節分祭追儺式(2月3日)
- 例大祭(5月下旬。2026年は5月22日宵宮祭〜25日後宴祭、24日神輿渡御)
- 夏越大祓(6月30日)
- 盆踊り(8月上旬)
- 大酉祭・酉の市(11月の酉の日。2026年は一の酉11月6日・7日、二の酉11月18日・19日)
- 年越大祓(12月31日)
- 青空骨董市(毎週日曜。日の出から日の入りまで、行事のある日と雨天は中止)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(8件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。