府中市の中心に広い社地を持つ武蔵国の総社です。祭神の大國魂大神は出雲の大国主神と同じ神とされ、武蔵の地を拓いて暮らしや医療の知恵を授けたと伝えられます。大化の改新の後、この地に国府が置かれると、国司が国内の有力な神々をここにまとめて祀るようになり、一之宮から六之宮までを併せ祀ることから「六所宮」の名でも呼ばれました。源頼朝や徳川家康の崇敬も受け、江戸時代に再建された本殿は三殿を連ねた独特の構えです。参道のケヤキ並木は国の天然記念物で、毎年5月の「くらやみ祭」は、かつて灯りを消した闇の中で神輿が進んだことから名付けられ、関東屈指の大祭として知られます。
見どころ
- 寛文7年(1667)に再建された本殿は、三つの社殿を一棟につないだ珍しい一棟三殿の造りで、東京都の有形文化財
- 府中駅前から続く馬場大門のケヤキ並木は国の天然記念物。源頼義・義家父子の寄進に由来すると伝わる
- 宝物殿には鎌倉時代作とされる木造狛犬(国の重要文化財)や、くらやみ祭の神輿などが収められている
- 境内一帯は古代の武蔵国府の跡として国史跡に指定され、随神門・中雀門・鼓楼が並ぶ広い社地が残る
参拝の案内
- アクセス
- 京王線「府中駅」南口から徒歩約5分
- JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩約5分
- 駐車場
- あり 参拝者用駐車場は無料(台数の記載なし)。府中街道「府中本町駅入口」信号脇の新西参道から入る(右折進入不可)。参拝以外の駐車は不可。隣接のタイムズ大國魂神社駐車場はご祈祷を受けた人のみ1時間無料
- 参拝時間
- 開門 4月1日〜9月14日は6:00〜17:00、9月15日〜3月31日は6:30〜17:00。ご祈祷受付9:00〜16:00
- 拝観料など
- 境内参拝は無料(宝物殿は別途。料金未確認)
- 御朱印
- 直書き・書き置き 拝殿に向かって左側の社務所で9:00〜17:00に受付(公式)。2026年の参拝記録では御朱印帳への直書きが多数。初穂料は300円との記載(ホトカミ2020年時点)と、書き入れ500円とする投稿写真があり、現行額は未確認公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 旧国名「武蔵國」と全国総社会の名を入れたシンプルなオリジナル御朱印帳あり(価格未確認、ホトカミ投稿)
- 混雑する時期
- 4月30日〜5月6日のくらやみ祭(期間中の人出は約70万人。5月5日夜に神輿8基の渡御)
- 5月3日の競馬式・5月4日の山車行列の日も人が集まる
由緒・信仰
- ご祭神
- 大國魂大神(大国主神と同神とされる)。相殿に御霊大神・国内諸神、武蔵国の一之宮〜六之宮の神々
- 社格など
- 旧官幣小社・神社本庁の別表神社。武蔵国総社、東京五社の一社
- 創建
- 景行天皇41年(111年)5月5日、大國魂大神がこの地に降臨したのに始まると伝わる。大化の改新後、武蔵国府が置かれて国司が祭祀を行い、武蔵国の総社となった
- ご利益
- 縁結び厄除け八方除家内安全交通安全学業成就商売繁盛
- 主な行事
- 例大祭「くらやみ祭」(毎年4月30日〜5月6日。5月5日夜に神輿渡御、5月3日に競馬式)
- すもも祭(毎年7月20日)
- 秋季祭「くり祭」(9月下旬)
- 節分祭(2月3日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。