宇和島市の北東、田園が広がる三間平野にある札所で、「三間のお稲荷さん」の愛称で地元に親しまれています。空海がこの地で稲束を背負った老人に出会い、五穀の神の化身と悟って稲荷明神を刻み、本地仏の十一面観音とともにまつって四国霊場の総鎮守としたと伝わります。長く神仏を分けずにまつる稲荷の寺として親しまれましたが、明治の神仏分離でもとの本堂は稲荷神社となり、新たな本堂に観音が本尊として移されました。今も参道の入口には鳥居が立ち、狛犬や狐の像が迎えるなど、神仏習合の雰囲気が色濃く残ります。石段を上った先の稲荷神社まで含め、境内は国の史跡になっています。
見どころ
- 神仏習合の面影:参道の入口は鳥居で、仁王像の代わりに狛犬が迎え、境内では狐の石像と地蔵が隣り合う
- 稲荷神社:本堂裏の石段の上に鎮座する、かつての本堂。本殿は18世紀前期の建築と推定される市指定文化財
- 本堂と大師堂:明治の神仏分離後に新たに建てられ、本堂には十一面観音と稲荷明神像がともにまつられる
- 国の史跡:稲荷神社と龍光寺の境内は「伊予遍路道」として国の史跡に指定されている
- 三間平野の眺め:田園が広がる三間平野にあり、秋(11月ごろ)は周辺でコスモス祭りが催される(霊場会)
参拝の案内
- 住所
- 〒798-1115 愛媛県宇和島市三間町戸雁173
- アクセス
- JR予土線「務田駅」または「伊予宮野下駅」から約1.5km
- 宇和島バス「森ヶ鼻」から約0.8km
- 車:JR卯之町駅方面から42番仏木寺を過ぎ、利地池手前の交差点を左折、さらに2回左折(霊場会)
- 駐車場
- あり あり(霊場会、台数の記載なし)。Wikipediaでは12台・無料
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。納経所は本堂の左(Wikipedia)。明治の神仏分離後、納経の文字は「本尊十一面観音」に改められた(Wikipedia)
由緒・信仰
- 創建
- 大同2年(807)、弘法大師が稲束を背負った白髪の老人(五穀大明神の化身)に出会い、稲荷明神を刻んでまつるとともに本地仏の十一面観音を安置し、四国霊場の総鎮守としたと伝わる
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。