宿毛市の山あいにある札所で、高知県の「修行の道場」を締めくくる最後の寺です。寺伝では奈良時代に行基が薬師如来を刻み、安産や厄除けを願って開いたとされ、のちに空海が再興して堂塔を整えたといいます。平安時代、竜宮に住む赤い亀が背中に梵鐘を載せて戻ってきたという伝説から、山号と寺名が今の名に改められました。その鐘は延喜11年の銘をもつ高さ30cmほどの小さなもので、国の重要文化財です。本堂の脇には大師が湧かせたと伝わる「眼洗い井戸」があり、目の健康を願って水を目元に当てる遍路の姿が見られます。境内には鐘を背負った赤亀の像も置かれています。
見どころ
- 眼洗い井戸:大師が錫杖で突いて湧かせたという霊水で「宝医水」と名づけられ、眼病に効くとされる
- 赤亀と銅鐘(重要文化財):竜宮から赤い亀が背負ってきたと伝わる延喜11年(911)銘の小さな梵鐘。境内に鐘を背負った赤亀の石像がある
- 七つの亀:赤亀の像をはじめ境内に亀の像が7体ある
- 寺山のいぶき:推定樹齢400年の市指定天然記念物
- 庭園:参道の両側に池泉式と枯山水式の庭がある
参拝の案内
- 住所
- 〒788-0782 高知県宿毛市平田町中山390
- アクセス
- 高知西南交通バス 中村-宿毛線「寺山口」から約1km
- 土佐くろしお鉄道宿毛線「平田駅」から約2.5km
- 車:国道56号のバス停「寺山口」で左折し、約1km直進した正面(霊場会)
- 駐車場
- あり 普通車50台・マイクロバス10台・大型5台、無料(霊場会)
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。納経所は本堂前を右手へ進んだ庫裏(Wikipedia)。白衣には背中に鶴亀の亀印を押す(Wikipedia)
由緒・信仰
- 創建
- 神亀元年(724)、聖武天皇の勅命を受けた行基が薬師如来を刻んで本尊とし、本坊と12の坊を建てたのが始まりと伝わる。延暦年間に弘法大師が再興したとされる
- 主な行事
- 節分会(2月3日)
- 厄除祈祷会(2月初午)
- 縁日大祭(8月21日)
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。