善通寺市金蔵寺町にある76番札所で、天台寺門宗の宗祖・智証大師円珍が生まれた地として知られる。円珍は弘法大師の甥(姪の子とする説も)にあたり、祖父が開いた堂を、唐から帰った円珍が青龍寺にならって伽藍に整えたと伝わる。のちに醍醐天皇の命で地名から金倉寺と名を改めた。境内の訶利帝堂には、幼い円珍の前に現れて守護を約束したという訶利帝母(鬼子母神)が「おかるてんさん」として祀られ、子授けや安産を願う人が多く参る。明治時代には乃木希典が約3年間この寺の客殿に住み、境内に銅像も立つ。9月の採燈大護摩供では一般の参拝者も火渡りに加われる。
見どころ
- 訶利帝堂:子授け・安産の守り神「おかるてんさん」(訶利帝母=鬼子母神)を祀る堂。智証大師の前に現れたという伝説の地
- 大師堂:中央に智証大師、脇に弘法大師を祀る。弘法大師以外の大師を中央に祀る四国霊場で唯一の大師堂(Wikipedia)
- 乃木希典ゆかりの客殿:明治31年から約3年、乃木将軍が仮住まいした。遺品展示室は2020年以降休止中(Wikipedia)
- 絹本著色智証大師像(国の重要文化財)
参拝の案内
- 住所
- 〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町1160
- アクセス
- JR土讃線「金蔵寺駅」から東へ徒歩約8分(公式サイト)
- 車:高松自動車道「善通寺IC」を出て国道319号を北へ、原田東交差点を左折、金蔵寺郵便局のT字路を左折(公式サイト)。ICから約2km
- 駐車場
- あり 境内に隣接。軽・普通車200円、中・大型車500円、二輪車無料(公式サイト)。正月三が日の初詣期間は無料。午後5時に閉門(Wikipedia)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし(Wikipediaでは午後5時閉門)。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)。初詣期間(1月1日〜3日)は8:00〜17:00、大晦日は午前0時〜2時ころも参拝可(公式サイト)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
- 混雑する時期
- 正月三が日は家族連れなど多くの初詣客が訪れ、1日〜3日の正月初護摩供にも多くの祈願者が参る(公式サイト)
由緒・信仰
- 創建
- 宝亀5年(774)、智証大師円珍の祖父・和気道善が建てた「自在王堂」に始まると伝わる。のち唐から帰った円珍が伽藍を整え薬師如来を本尊とし、延長6年(928)に醍醐天皇の命で金倉寺と改めたとされる
- 主な行事
- 修正会・初詣(1月1日〜3日。1〜3日の15時から正月初護摩供)
- 訶利帝母例祭・こどもまつり(5月第2土・日曜日。この2日だけおかるてんさんを開帳)
- 石土入峰修行(7月6日)
- 採燈大護摩供(9月第1土・日曜日。一般参拝者も火渡りに参加可)
- 訶利帝母尊縁日(毎月16日)
- 坐禅会(毎月10日・25日)
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参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。