善通寺市弘田町の甲山(かぶとやま)の麓にあり、弘法大師が幼いころ遊んだ地とされる74番札所。大師が寺を建てる場所を探していたとき、岩窟から現れた老人が守護を約束したため、毘沙門天を刻んで岩窟に祀ったのが始まりと伝わる。のちに大師は朝廷の命で日本最大のため池・満濃池の修築を任され、この岩窟で薬師如来を刻んで工事の成功を祈ると、多くの人が集まって短期間で完成したという。その功績で得た報奨の一部で堂を建て、山の形が毘沙門天の兜に似ることから寺名が付けられた。境内には子授けの子安地蔵や、月光菩薩にちなむウサギの像も見られる。
見どころ
- 毘沙門天の岩窟:大師堂の左手にある奥行12mほどの岩屋で、大師が刻んだとされる毘沙門天を祀る。寺の始まりの伝説の場所
- 本堂の薬師如来:満濃池の修築成功を祈って刻まれたと伝わる檜の一木造の像
- 子安地蔵:前掛けを持ち帰って子を授かれば新しい前掛けを納める習わしがある
- 境内のウサギ像:脇仏の月光菩薩にちなみ、山門や中門などに16羽のウサギがいる(Wikipedia)
参拝の案内
- 住所
- 〒765-0071 香川県善通寺市弘田町1765-1
- アクセス
- JR土讃線「善通寺駅」から約3.6km(Wikipedia記載の距離)
- 車:高松自動車道「善通寺IC」から国道11号へ。高速の高架をくぐると角ごとに看板があり、それに従う(霊場会)。ICから約4.5km
- 駐車場
- あり 霊場会は「あり(有料)」、Wikipediaは山門前に無料の大駐車場と記載(料金は未確認)。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 平安時代初期、弘法大師が満濃池の修築の完成を祈って刻んだ薬師如来を本尊として開いたと伝わる。弘仁12年(821)に朝廷から賜った報奨の一部で堂を建てたとされる
- 主な行事
- 毘沙門天の秘法修め・開運お守りの授与(正月三が日)
- 秋彼岸中日・彼岸会永代供養法要(9月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。