赤坂見附駅に近い青山通り沿いにある豊川稲荷東京別院は、愛知県豊川市の曹洞宗寺院・豊川閣妙嚴寺の直轄の別院です。「稲荷」と名がつきますが神社ではなく禅寺で、白狐に乗り稲を担いだ姿の仏法守護神・吒枳尼真天を本尊としています。始まりは、名奉行として知られる大岡越前守忠相が屋敷で祀っていた豊川稲荷の分霊で、明治20年に赤坂一ツ木の大岡邸から今の場所へ移りました。境内には融通金を借りて返す融通稲荷、縁切りの叶稲荷、銭洗い弁財天などが集まり、願い事に応じてお参りする先を選べます。古くは戦国武将にも信仰され、江戸時代には商売繁盛や家内安全、開運の神として庶民の間に広まりました。節分会では著名人による豆まきも行われ、都心で気軽に立ち寄れる祈りの場として親しまれています。
見どころ
- 白狐にまたがり稲穂を担ぐ吒枳尼真天を祀る本殿。仏法を守る善神をまつる禅寺で、鳥居が立ち並ぶ「お稲荷さん」の姿をあわせ持ちます。
- 本殿の隣に建つ奥の院。こちらにも本尊と同じ吒枳尼真天が祀られています。
- 10円の「融通金」を借りて、1年後か願いがかなったときに利子を付けて返す融通稲荷。商売人の信仰を集める独特の風習です。
- 悪縁を断つ稲荷として知られる叶稲荷や、銭を洗うと何倍にもなって戻るといわれる銭洗い弁財天など、境内に小さな祠が点在します。
- 赤坂見附の青山通り沿いという都心にありながら、早朝5時から夜8時まで門が開き、仕事の前後にも立ち寄れます。
参拝の案内
- 住所
- 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-4-7
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」B出口から徒歩約5分
- 東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」7番出口から徒歩約5分
- 車は首都高速3号渋谷線「霞ヶ関」出口または4号新宿線「外苑」出口から。国道246号(青山通り)沿い、赤坂警察署前交差点角
- 駐車場
- なし 専用駐車場の記載なし。公式は「近辺に有料駐車場あり」と案内
- 拝観時間
- 開門5:00〜20:00(大晦日は終日開門)。ご祈祷は毎日7:30〜15:00の決まった時刻に当日受付(予約不要)
- 御朱印
- 確認中 受付場所・時間・納経料は公式に記載なし。参拝者の投稿(2026年3月)で授与が確認できる
由緒・信仰
- 創建
- 江戸時代に大岡越前守忠相が自邸で祀っていた豊川稲荷の分霊に始まる。文政11年(1828年)に赤坂一ツ木の大岡邸内に参詣所が設けられ、明治20年(1887年)に現在地へ移ったと伝わる
- ご利益
- 商売繁盛家内安全福徳開運交通安全合格祈願良縁祈願病気平癒厄難消除
- 主な行事
- 初詣(正月中。大晦日は終日開門)
- 節分会(2月の節分の日)
- 初午祭(2月の初午の日)
- 例大祭(正月・5月・9月の各22日。5月22日は子宝観音祭、9月22日は大岡祭)
- 交通安全祭(6月22日)
- 山門大施食会(7月7日)
- お籠もり会(11月22日)
- 縁日(毎月1日・22日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(8件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。