松山市高井町の田園地帯にある第48番札所です。寺伝では奈良時代に行基が伊予の国司と共に、一宮の別当寺として現在地の北東にあった「徳威の里」に堂を建てたのが始まりとされます。のちに弘法大師がこの地を訪れて寺を今の場所へ移し、日照りに苦しむ村のために杖で清水を湧き出させたと伝わり、その泉は奥の院の杖ノ淵として名水百選に選ばれています。江戸時代に火災で焼けましたが、松山藩の人々や雨乞いを成就させた僧の尽力で再建されました。境内は周囲より一段低く、願いをかなえる福授地蔵や親子竹などが参拝者を迎えます。門前を流れる小川も清らかです。
見どころ
- 納経所前の庭の福授地蔵は、願いを一つだけかなえてくれるお地蔵さんとして親しまれている。
- 閻魔堂前の孝行竹は親竹と子竹が寄り添って生え、家庭円満の象徴とされる。
- 宝暦13年(1763年)刊の『四國徧禮繪圖』は最古の四国遍路絵図として知られる寺宝。
- 奥の院の杖ノ淵は弘法大師が杖で清水を湧かせたと伝わる泉で、名水百選に選ばれている。
- 門前には正岡子規の句碑があり、句に詠まれた水草「ていれぎ」は松山市の天然記念物。
参拝の案内
- 住所
- 〒791-1111 愛媛県松山市高井町1007
- アクセス
- 伊予鉄道横河原線「鷹ノ子駅」から約0.8km(Wikipedia)
- 伊予鉄バス「南高井」バス停(Wikipedia)
- 車は松山ICから約4.5km。国道33号を砥部方面へ、森松交差点から杖ノ淵公園の先を左折(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。Wikipediaでは普通車20台・大型2台
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 天平13年(741年)、行基が国司越智玉純とともに開いたと伝わる。大同2年(807年)に弘法大師が現在地へ移したとされる
- ご利益
- 願いを一つかなえる(福授地蔵)家庭円満(孝行竹)
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参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。