松山市畑寺町、淡路ヶ峠の中腹にある第50番札所です。寺伝では奈良時代に孝謙天皇の勅願で行基が薬師如来を刻んで開き、のちに弘法大師も滞在したとされます。天皇から授かった幡が寺名の由来という説もあります。中世には蒙古襲来の際に撃退の祈祷が行われ、一遍上人が修行した寺としても知られます。室町時代には京都・泉涌寺の僧が住職を務め、江戸時代には徳川家の帰依を受けて将軍家ゆかりの歓喜天をまつり、多くの末寺を抱える大寺に発展しました。境内からは松山城や瀬戸内海を一望でき、桜や紅葉の季節も美しい寺です。毎月16日は歓喜天の縁日です。
見どころ
- 高台の境内から松山城や市街地、瀬戸内海まで見渡せ、周辺は景観樹林保護地区に指定されている。
- 聖天堂には4代将軍徳川家綱の念持仏だったと伝わる歓喜天(秘仏)がまつられている。
- 鐘楼の天井には中国の「二十四孝」を題材にした絵が描かれている。
- 時宗の開祖・一遍上人が若いころ修行し、晩年に父の遺品の『浄土三部経』を納めた寺として知られる。
- 京都・泉涌寺とゆかりが深く、菊の紋が入った瓦が残る。
参拝の案内
- アクセス
- 伊予鉄道横河原線「久米駅」から約1.7km(Wikipedia)
- 伊予鉄バス10番線「繁多寺口」から約0.8km(Wikipedia)
- 車は松山ICから約6.3km。環状線の枝松交差点を越えた交差点を右折し、畑寺バス停の先600m(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。Wikipediaでは普通車5台・大型1台
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 天平勝宝年間(749〜757年)、孝謙天皇の勅願により行基が開いたと伝わる
- 主な行事
- 歓喜天大般若祈祷会(1月16日・8月16日)
- 花まつり・甘茶接待(4月8日)
- 地蔵盆・子供相撲大会(8月24日)
- 歓喜天縁日(毎月16日)
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参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。