松山市東部の鷹子町にある第49番札所で、念仏聖として知られる空也上人ゆかりの寺です。寺伝では奈良時代に孝謙天皇の勅願で恵明上人が開き、当初は法相宗でしたが、弘法大師が伽藍を立て直して真言宗に改めたとされます。平安時代中期には空也上人が3年ほど滞在して人々に教えを説いたと伝わり、本堂にはその姿を写した鎌倉時代の立像が安置されています。室町時代の兵火の後、領主の河野氏が再建した本堂は国の重要文化財で、厨子には中世の巡礼者が書き残した落書きも見られ、四国遍路の歴史を物語る貴重な資料となっています。院号の三蔵院は浄土宗の祖師像に由来します。
見どころ
- 文明年間(15世紀後半)に再建された本堂と厨子は、和様と唐様をあわせた簡素な建物で国の重要文化財。
- 鎌倉時代の木造空也上人立像(重要文化財)は、口から6体の小さな阿弥陀仏を吐く姿で表されている。
- 本堂の厨子には室町時代から江戸時代にかけての巡礼者の落書きが残り、最古は大永5年(1525年)。
- 裏山の奥の院・牛之峰地蔵堂の周りにはミニ八十八箇所がある。
- 4月中旬には山門で緑色の花をつける御衣黄桜が咲く。
参拝の案内
- 住所
- 〒790-0925 愛媛県松山市鷹子町1198
- アクセス
- 伊予鉄道横河原線「久米駅」から約0.4km(Wikipedia)
- 伊予鉄バス「久米」「鷹の子温泉前」バス停(Wikipedia)
- 車は松山ICから約1.9km(Wikipedia)
- 駐車場
- あり 有料。普通車20台・バス4台(霊場会)。Wikipediaでは普通車100円
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 天平勝宝年間(749〜757年)、孝謙天皇の勅願により恵明上人が開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。