観音寺市の琴弾公園にある琴弾山の中腹に、69番観音寺と同じ境内を分け合って建つ68番札所。8世紀初め、日証上人が海から琴と船を引き上げて琴弾八幡宮を祀り、その神宮寺として始まったと伝わる。弘法大師が八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描いて本尊にし、長く八幡宮が札所だったが、明治の神仏分離で本尊が観音寺の境内へ移され、神恵院が札所を引き継いだ。現在の本堂は2002年に新築された打ち放しコンクリートの建物で、伝統的な堂が並ぶ境内の中で目を引く。鎌倉時代の琴弾宮絵縁起など国の重要文化財も伝わり、春には庭園のツツジが彩りを添える。
見どころ
- 本堂:2002年に建てられたコンクリート打ち放しと白木を組み合わせた現代的な堂。内部の石段を上って参る
- 一つの境内に68番・69番の二つの札所が並ぶ珍しい霊場。明治の神仏分離で琴弾八幡宮から移ってきた経緯をもつ
- 宝物館の寺宝:琴弾八幡本地仏像や琴弾宮絵縁起(いずれも国の重要文化財)などが伝わる
- 回遊式庭園「巍巍園(ぎぎえん)」:山の斜面と岩、流水を生かした庭で、春はツツジが見どころ
参拝の案内
- 住所
- 〒768-0061 香川県観音寺市八幡町1-2-7
- アクセス
- JR予讃線「観音寺駅」から約1.6km(Wikipedia記載の距離)
- 観音寺市のりあいバス「琴弾公園」バス停から約200m(Wikipedia・観音寺の項)
- 車:高松自動車道「大野原IC」から国道11号・県道8号へ。JR予讃線の踏切を越え、財田川を渡ると琴弾山麓に駐車場(霊場会)
- 駐車場
- あり 琴弾山麓・山門前に駐車場あり(霊場会)。Wikipediaでは無料。69番観音寺と共用。
- 拝観時間
- 境内の参拝時間の明記なし。納経所は8:00〜17:00(霊場会共通)。68番と69番の納経は同じ納経所で受け付ける
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 大宝3年(703)、法相宗の日証上人が琴弾八幡宮を祀った際の神宮寺に始まり、大同2年(807)に弘法大師が本地仏の阿弥陀如来を描いて本尊とし札所にしたと伝わる
- 主な行事
- 縁日(1月16日・8月16日)
- 護摩供養(毎月8日・27日 10時〜)
- 宝物館の釈迦涅槃像公開(2月15日・4月8日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。