三豊市の弥谷山の中腹、岩壁に抱かれるように堂が建つ71番札所。行基が開いたと伝わり、山全体が霊山として信仰され、日本三大霊場の一つに数えられたともいう。少年時代の弘法大師が学問に励んだとされる獅子之岩屋が大師堂の奥にあり、岩肌には修行者が刻んだ磨崖仏が数多く残る。山門から本堂までは長い石段が続き、寺は境内全体を人の世界から仏の世界へ上る修行の道に見立てている。水場の洞窟では経木を清めて願を掛ける習わしが今も続く。足に不安があれば中腹まで上がれる有料道路も使え、本堂からは讃岐平野を広く見渡せ、上り切った達成感もひとしおである。
見どころ
- 獅子之岩屋:大師堂の奥にある岩窟で、少年時代の弘法大師が学問に励んだと伝わる。岩肌に大師と両親の像や磨崖仏が刻まれる
- 弥陀三尊磨崖仏:大師堂から本堂へ向かう途中の岩壁に刻まれた阿弥陀三尊(県指定史跡「弥谷寺信仰遺跡」の一部)
- 本堂へ続く長い石段:仁王門から本堂まで500段以上。途中の百八階段は煩悩の数を表すとされる
- 水場之洞:霊山信仰の中心とされる洞窟で、真言を書いた経木を水で清めて願を掛ける「お水まつり」が行われる
- 金剛拳菩薩:参道に立つ約6mの金属製の菩薩像(元禄期)
参拝の案内
- 住所
- 〒767-0031 香川県三豊市三野町大見乙70
- アクセス
- JR予讃線「みの駅」から約3.3km(Wikipedia記載の距離)
- 三豊市コミュニティバス三野線「ふれあいパークみの」下車、約500m(Wikipedia)
- 車:高松自動車道「さぬき豊中IC」から国道11号・県道48号へ。「ふれあいパークみの」の看板に沿って進む(霊場会)。三豊鳥坂ICからは約4.7km
- 駐車場
- あり 登山口下の無料駐車場(約30台・大型バス可)と、山上中腹まで上がる有料道路の駐車場(約15台・普通車500円、ゲートで先払い)がある(公式サイト)。有料道路を使うと石段の半分ほどを省ける。
- 拝観時間
- 大師堂の堂内拝観は8:00〜17:00(公式サイト)。納経所は大師堂内で8:00〜17:00(霊場会共通)
- 拝観料
- 境内・大師堂堂内の拝観は無料(公式サイト)。有料道路駐車場は普通車500円
- 御朱印
- 確認中 納経所の受付は午前8時〜午後5時(令和6年4月1日以降、霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円・掛軸700円・白衣300円(重ね印は300円)。
由緒・信仰
- 創建
- 聖武天皇の勅願により行基が堂宇を建てたと伝わる(天平年間)。寺宝の経典から724年以前の創建と寺は説明している
- ご利益
- 厄除け合格祈願病気平癒首から上の病(洞地蔵尊)
- 主な行事
- 修生会(1月1日)
- 節分会・息災護摩供養結願(2月3日)
- 春のお水祀り(3月20・21日)
- 息災護摩供養(5月20日)
- 本尊会・夏のお水祀り(7月17日)
- 冬至の息災護摩供開白(12月22日)
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参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。