西日本最高峰・石鎚山の北側中腹にある第60番札所で、伊予の札所では最も高い所に位置します。寺伝では、7世紀に役行者が星ヶ森で修行中に山頂付近に現れた蔵王権現を石楠花の木に刻んでまつったのが始まりとされ、平安時代には弘法大師がこの地で厄除けと開運の星供養を行い、大日如来を本尊として霊場を整えました。明治の神仏分離で一時廃寺となりましたが、檀信徒の力で再興されています。かつては麓から険しい山道を登るしかない難所でしたが、林道の開通で今は車でも近くまで行けます。5月の石楠花と、星ヶ森から仰ぐ石鎚山が見どころです。
見どころ
- 石鎚山の北側中腹、標高約750mにあり、伊予の札所で最も高い山岳霊場。かつて「遍路ころがし」と呼ばれた難所。
- 神社風の権現造りの本堂に、県指定文化財の大日如来坐像と平安時代の金銅蔵王権現御正体をまつる。
- 5月上旬には本堂から大師堂横の斜面一面に石楠花が咲く。
- 山門から約600m上の星ヶ森は石鎚山の遥拝所で国の名勝。鉄の鳥居越しに石鎚山を望める。
- 右手に剣、左手に巻物を持つ星供大師像がある。
参拝の案内
- 住所
- 〒799-1112 愛媛県西条市小松町石鎚甲2253
- アクセス
- 車は、いよ小松ICから国道11号を西条方面へ、氷見交差点を過ぎて県道142号を右折し、横峰登山口バス停から山へ(霊場会)。有料の平野林道で山上の駐車場まで行き、境内まで約500m歩く
- 林道は冬期(12月下旬〜2月)は通行止めになり、大型バスは通れない(霊場会)
- 徒歩の遍路道は湯浪・虎杖・白滝などから登る山道(Wikipedia)
- 駐車場
- あり 有料の平野林道を使って山上の駐車場へ。Wikipediaでは50台、冬期は積雪に注意
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
- 混雑する時期
- 石楠花が咲く5月上旬は花目当ての観光客も訪れ、ゴールデンウィークは車が渋滞するほど混む
由緒・信仰
- 創建
- 白雉2年(651年)、役行者小角が蔵王権現を感得して開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。