今治市玉川町の府頭山の中腹にある第57番札所です。寺伝では、海難が絶えなかった瀬戸内の海を鎮めるため、弘法大師が山頂で護摩を修したところ、満願の日に海上へ阿弥陀如来が現れ、その姿を本尊としてまつったのが始まりとされます。平安時代には山の姿が京都の男山に似ていることから八幡神が迎えられ、明治まで石清水八幡宮の別当寺として神仏一体で歩みました。神仏分離の後、寺は山の中腹へ移っています。昭和初めに少年の足が治った話から足腰の守りとしても信仰され、作家としても知られる住職のもと開かれた寺づくりが続いています。
見どころ
- 昭和8年に足の不自由な少年が犬に引かせた箱車で巡礼し、ここで足が治って奉納した箱車と松葉杖が残る。
- 寛政12年(1800年)の古い納経帳に「八幡宮別当栄福寺」と記され、神仏習合の歴史を伝える。
- 大師堂は山頂にあった堂を移築したもので、十二支の彫刻が施されている。
- 参道入口には赤い帽子のお願い地蔵が立つ。
- 国産材の間伐材で建てたトイレは2012年度グッドデザイン賞を受賞した。
参拝の案内
- 住所
- 〒794-0114 愛媛県今治市玉川町八幡甲200
- アクセス
- JR予讃線「今治駅」からタクシー約15分(公式)。今治駅から約5.6km(Wikipedia)
- せとうちバス(松山市駅行き・木地口行きなど)で「大須木」下車、約1.4km。便数は少ない(公式・Wikipedia)
- 車はしまなみ海道の今治ICから約15分、今治小松自動車道の今治湯ノ浦ICから約25分(公式)
- 第56番泰山寺から遍路道を徒歩約1時間(公式)
- 駐車場
- あり 霊場会は「あり」とのみ記載。Wikipediaでは10台・大型不可、100円
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 弘仁年間(810〜824年)、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いたと伝わる
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。