伊予の国府があったとされる今治市国分にある第59番札所で、聖武天皇の詔により全国に建てられた国分寺の一つです。寺伝では行基が本尊の薬師如来を刻んで開き、のちに弘法大師も長く滞在したとされます。かつては七重塔を備えた大伽藍で、現在の寺の東には塔跡の巨大な礎石が残り、国の史跡になっています。藤原純友の乱、源平合戦、南北朝の争い、長宗我部氏の侵攻と4度にわたって焼かれ、江戸時代には小さな堂が残るだけになりましたが、江戸後期から本格的に復興しました。数多くの古文書や経典が守られ、伊予の仏教の歴史を今に伝えています。
見どころ
- 寺の東約100〜150mに旧国分寺の東塔跡が残り、13個の巨大な礎石から高さ約60mの七重塔があったと推定されている(国史跡)。
- 境内の唐椿は4月初旬に牡丹に似た大輪の花を咲かせ、今治市の天然記念物。
- 書院では奈良〜平安時代の寺宝や旧国分寺跡の出土品を保存している。
- 古文書『国分寺文書』や『大般若経』など、県・市指定の文化財が多く伝わる。
- 境内には握手修行大師像や、水が出る薬師如来の薬壺がある。
参拝の案内
- 住所
- 〒799-1533 愛媛県今治市国分4-1-33
- アクセス
- JR予讃線「伊予富田駅」から約2.1km(Wikipedia)
- せとうちバス(桜井団地循環・唐子台循環)で「国分寺」下車、約0.2km(Wikipedia)
- 車は今治小松自動車道の今治湯ノ浦ICから約4.3km(Wikipedia)
- 駐車場
- あり 霊場会は「あり」とのみ記載。Wikipediaでは20台・大型3台、普通車200円
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 天平13年(741年)、聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝わる(国分寺建立の詔による)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。