今治市の中心部にある第55番札所で、四国霊場で唯一「坊」の名がつく寺です。大三島の大山祇神社(伊予一宮)との縁が深く、海を渡れない時にも祭祀を欠かさないよう、飛鳥時代に今治の地へ神を迎えて別宮を設け、その法楽所として置かれた僧坊の一つが始まりとされます。戦国時代の兵火の後、藤堂高虎が南光坊だけを再興し、別宮の別当寺として納経を担いました。明治の神仏分離で本地仏の大通智勝如来を迎えて神社から独立し、昭和の今治空襲で多くの堂を失いながらも、焼け残った大師堂を中心に復興を遂げています。境内の北側には別宮大山祇神社が隣り合っています。
見どころ
- 本尊の大通智勝如来は四国霊場でここだけ。大山祇神の本地仏として河野水軍に信仰された。
- 大正5年(1916年)建立の大師堂は今治空襲でも焼け残った建物で、長州大工の技術が生かされている。
- 四天王を配した大きな山門には「日本総鎮守三島地御前」の扁額が掲げられている。
- 昭和29年に書家・川村驥山が遍路の途中で奉納した菅笠と筆塚がある。
- 讃岐の金毘羅宮から勧請した金毘羅堂がある。
参拝の案内
- 住所
- 〒794-0026 愛媛県今治市別宮町3丁目1番地
- アクセス
- JR予讃線「今治駅」から約0.8km(Wikipedia)
- せとうちバス「今治市役所前」から約0.3km(Wikipedia)
- 車は今治ICから国道196号片山交差点を左折し今治市街方面へ(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。Wikipediaでは30台・大型2台
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 大宝3年(703年)、越智玉澄が文武天皇の勅により大山祇神を勧請した別宮の法楽所に始まると伝わる。開基は行基とされる
- 主な行事
- 修正会(1月1日〜3日)
- 御本尊お口開け(1月9日)
- 旧正御影供(旧暦3月21日)
- 金毘羅大権現大般若転読(旧暦6月10日)
- 霜月大師御影供(12月21日)
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参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。