阿南市新野町の山あいにある第二十二番札所で、太龍寺から峠を越えた先に位置します。弘法大師がこの地で薬師如来の姿を心に描き、人々の心と体の病を分け隔てなく癒やすと誓ったことが寺名の由来です。加持水を求めて掘った井戸から乳白色の水が湧いたことから山号は「白水山」となり、その水は今も「弘法の霊水」として湧き続けています。江戸初期までに一度衰えましたが、伊予から来た僧によって再興され、現在の本堂は18世紀前半の建物です。足が治った遍路が奉納した箱車が残ることから足腰の祈願、また癌封じの寺としても知られ、本堂の様子をインターネットで24時間配信する新しい取り組みも行っています。
見どころ
- 弘法の霊水:大師が掘ったと伝わる井戸で、当初は乳白色の水が湧いたことが山号「白水山」の由来。今も枯れずに湧き、万病に効くといわれる
- 厄除け坂:山門前の13段、女厄坂33段、男厄坂42段を合わせると88段になる石段
- 本堂の天井絵と箱車:内陣に八十八ヶ所の本尊、外陣に草花の天井絵が描かれ、足が治った遍路が奉納した箱車も残る
- 本尊薬師如来:いつでも拝観でき、本堂の様子は24時間ライブ配信されている
- 本堂の壇からの眺め:遠くの山並みが大師の寝姿のように見え、四国八十八景に選ばれている
参拝の案内
- 住所
- 〒779-1510 徳島県阿南市新野町秋山177
- アクセス
- JR牟岐線「新野駅」から徒歩約28分(約2.3km)、車で約5分
- 第21番太龍寺から遍路道で約11km(大根峠経由)
- 車:第21番の太龍寺ロープウェイ乗り場から約20分
- 駐車場
- あり 無料。普通車30台・マイクロバス/大型5台(公式・霊場会。霊場会は7:00〜17:00と記載)
- 拝観時間
- 本堂の開閉は6:00〜17:00(朝勤行のない日は8:00から)。山門は閉まらない(公式)
- 御朱印
- 確認中 納経受付は8:00〜17:00。納経料は納経帳500円・掛け軸700円・白衣300円、御影はカラー200円・白黒100円(公式)
由緒・信仰
- 創建
- 弘仁5年(814)、弘法大師が井戸から湧いた白い霊水で身を清め、百日の護摩行ののち薬師如来を刻んで開いたと伝わる
- 主な行事
- 新春初護摩祈祷(1月1日〜3日)
- 本尊初会式(1月下旬)
- 星まつり(1月28日〜2月4日、12月22日〜28日)
- 春彼岸会・御影供(3月21日)
- 花まつり(4月8日、甘茶・ぼた餅の接待)
- スイカ割り(8月14日)
- 月例の護摩(毎月8日・18日・28日など)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。