神社とお寺のおまいり帖

地図 / 高知県

寺院四国八十八箇所四国八十八箇所 第29番

土佐国分寺

南国市の田園の中、こんもりした杜に囲まれた札所で、奈良時代に聖武天皇の詔によって全国に置かれた国分寺の一つです。行基が開いたと伝わり、平安時代には空海が星供の秘法を修めて真言宗の寺としたとされます。近くには国府が置かれ、『土佐日記』を書いた紀貫之が国司として4年ほど過ごしました。戦国時代に長宗我部氏が再建した金堂は、こけら葺きの落ち着いた姿で国の重要文化財に指定されています。創建当時の塔の礎石を生かした杉苔の庭は「土佐の苔寺」とも呼ばれ、桜や紫陽花、萩など季節の花と句碑が参道を彩る、静かで趣のある寺です。

見どころ

  • 金堂(重要文化財):永禄元年(1558)に長宗我部国親・元親父子が再建。柿葺・寄棟造の素朴な外観に奈良時代の様式を残し、内部の海老虹梁は土佐最古とされる
  • 杉苔の庭園:創建時の七重塔の心柱を支えた礎石を据えた苔の庭で、「土佐の苔寺」と呼ばれる
  • 国の史跡:大正11年(1922)に境内全域が史跡に指定され、発掘で弥生時代の住居跡も見つかっている
  • 季節の花と句碑:参道には春の桜・牡丹、初夏の紫陽花、秋の萩が咲き、高浜年尾・稲畑汀子らの句碑が並ぶ
  • 仁王門:土佐藩2代藩主山内忠義の寄進に始まる二層の門

参拝の案内

住所
〒783-0053 高知県南国市国分546
アクセス
  • 南国市コミュニティバス「国分寺通」から約0.5km
  • JR土讃線「後免駅」から約3km
  • 車:高知自動車道 南国ICから約2.6km。国道32号から道の駅南国の前を左折して県道45号へ入り、バス停「国分寺通り」を右折(霊場会)
駐車場
あり 普通車45台・大型5台、無料(霊場会)。Wikipediaでは大型7台
拝観時間
納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった。境内のお寺カフェは9:00〜16:30(Wikipedia。行事等で臨時休業あり)
拝観料
境内の拝観料は資料に記載なし(未確認)。お寺カフェは抹茶セット500円(Wikipedia)
御朱印
確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。納経所は中門の左の庫裏(Wikipedia)

由緒・信仰

正式名称
摩尼山 宝蔵院 国分寺
ご本尊
千手観世音菩薩
宗派
真言宗智山派
創建
天平13年(741)、聖武天皇の国分寺建立の詔により行基が開いたと伝わる。弘仁6年(815)ごろ弘法大師が真言宗の寺として中興したとされる
ご利益
厄除け(星供の秘法)
主な行事
  • 御影供(毎月21日6:00〜、大師堂)
  • 不動護摩供(毎月28日6:00〜、光明殿不動堂)
  • 節分星供(2月)
  • 春・秋のお彼岸と団参(3月・9月)
  • 花まつり(旧暦4月8日。甘茶の接待)
  • 十七夜祭・国分寺大祭(8月。霊場会は旧暦7月17日)
  • 別院大聖寺大祭(11月)
  • 除夜の鐘(12月31日)
公式サイト
www.tosakokubunji.org
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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