高知市の北東、土佐国一宮の土佐神社のすぐ東隣にある札所です。空海が一宮の別当寺として開いたと伝わり、谷が百あれば入定の地にしようと数えたところ一つ足りず、寺を開いて補ったことから「百々山」の山号がついたといわれます。明治の神仏分離で廃寺となり、札所の役目と本尊は他寺へ移りましたが、昭和5年に埼玉の東明院を移して再興されました。その後、札所をめぐる安楽寺との長い論争を経て、平成6年に善楽寺が正式な第30番と定まっています。首から上の悩みを聞く梅見地蔵、厄除け大師、子安地蔵など、身近な願いに寄り添う仏さまが境内に並びます。
見どころ
- 梅見地蔵:文化13年(1816)建立。頭や顔など首から上の病・悩みを聞いてくれるとされ、近年は合格祈願の参拝者も多い
- 厄除け大師:大正時代建立の大師堂の大師像。廃仏毀釈の際、衣を墨で黒く塗って難を逃れたと伝わる
- 子安地蔵堂:難産の妊婦を大師が祈祷で救ったという伝説があり、安産・子宝を願う人が参る
- 天邪鬼の手水:手水舎で石の手水鉢を支える邪鬼の像
- 土佐神社:参道を接する土佐国一宮。かつて寺はその別当寺だった
参拝の案内
- 住所
- 〒781-8131 高知県高知市一宮しなね2丁目23-11
- アクセス
- とさでん交通バス「一宮東門」から約0.2km
- JR土讃線「土佐一宮駅」から約1.5km
- 車:高知自動車道 高知ICから約1.8km。高知北環状線から県道384号へ入り、バス停「一宮神社前」を左折(霊場会)
- 駐車場
- あり 普通車20台・大型4台、無料(霊場会・Wikipedia)
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。納経所は大師堂の左の庫裏(Wikipedia)
由緒・信仰
- 創建
- 大同年間(806〜810)、弘法大師が土佐国一宮・高鴨大明神(現在の土佐神社)の別当寺として開いたと伝わる
- ご利益
- 首から上の病・合格祈願(梅見地蔵)厄除け・交通安全(厄除け大師)安産・子宝(子安地蔵)
- 主な行事
- 初祭り・大般若転読大法会(2月1日)
- 節分厄除け(2月3日)
- 花まつり(4月8日。婦人部による甘茶接待)
- 白岩不動護摩法要(11月28日、飛び地境内の不動堂。Wikipedia)
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。