神社とお寺のおまいり帖

地図 / 愛媛県

神社伊予国一宮

大山祇神社

おおやまづみじんじゃ

しまなみ海道の大三島に鎮座する伊予国一宮で、山の神であり海や航海の守り神でもある大山積大神を祀ります。全国に分社をもつ三島信仰の総本社とされ、古くから「日本総鎮守」と称されてきました。神武東征に先立って四国に渡った小千命が勧請したと伝わり、奈良時代に現在の宮浦へ移ったとされます。瀬戸内の水軍や武将の崇敬を集め、奉納された甲冑や刀剣の多くが国宝・重要文化財として宝物館に収められており、その数は全国でも屈指です。境内の中央には小千命が植えたと伝わる大楠が枝を広げ、楠の社叢は国の天然記念物に指定されています。室町初期に再建された本殿・拝殿も重要文化財で、旧暦の祭日に奉納される一人角力も見どころです。

見どころ

  • 小千命御手植の楠: 本殿正面にそびえる樹齢約2,600年とされる御神木。境内の楠群は国の天然記念物「大山祇神社のクスノキ群」。
  • 本殿・拝殿: 室町時代初期に再建された檜皮葺の社殿で、ともに国の重要文化財。
  • 宝物館(紫陽殿・国宝館): 源義経・源頼朝奉納と伝わる鎧など国宝8件を含む、全国有数の甲冑・刀剣の収蔵で知られる。
  • 大三島海事博物館: 昭和天皇の御採集船「葉山丸」を保存・展示する施設で、宝物館と共通券で見学できる。
  • 伊藤博文が参拝記念に揮毫した社号標や、河野氏・村上氏が家紋とした神紋など、瀬戸内の武将とのゆかりを示すものが残る。

参拝の案内

住所
〒794-1393 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
アクセス
  • JR今治駅からせとうちバス特急・瀬戸内海交通の急行バスで約65分「大山祇神社前」下車
  • JR福山駅から「しまなみライナー」で「大三島BS」へ、瀬戸内海交通バス宮浦港行きに乗り換え約12分「大山祇神社前」下車
  • 車: 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)大三島ICから約7km(約10分)
駐車場
あり 鳥居脇に13台(無料)。近くの大三島藤公園駐車場(約50台・無料)も利用可
参拝時間
開門は日の出頃〜17:00。神札授与所(御札・御守・御朱印)9:00〜17:00、ご祈祷受付9:30〜16:00。宝物館は8:30〜17:00(入館16:30まで)だが、一時的に9:00〜16:30(入館16:00まで)と案内されている
拝観料など
境内参拝は無料。宝物館・大三島海事博物館(葉山丸記念館)共通拝観料: 大人1,000円、高校・大学生800円、小・中学生400円
御朱印
確認中 神札授与所で授与。受付9:00〜17:00(公式サイト)。初穂料・直書き/書き置きの別は確認できず

由緒・信仰

正式名称
大山祇神社
ご祭神
大山積大神(おおやまづみのかみ)。摂社上津社に大雷神・姫神、下津社に高龗神・姫神
社格など
式内社(名神大社)・伊予国一宮・旧国幣大社(四国で唯一)・神社本庁の別表神社。日本総鎮守とも称される
創建
大山積大神の子孫・小千命(乎千命)が大三島に勧請したのが始まりと伝わる。社伝では推古天皇2年(594)創建、養老3年(719)4月22日に現在地へ遷座したとされる
主な行事
  • 例大祭(旧暦4月22日)
  • 御田植祭(旧暦5月5日。一人角力を奉納)
  • 抜穂祭(旧暦9月9日。一人角力を奉納)
  • 産須奈大祭(旧暦8月22日)
  • 御更衣御戸開祭(旧暦4月21日・11月22日)
公式サイト
oomishimagu.jp
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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