道後温泉から東へ1kmあまりの所にある第51番札所で、遍路の元祖とされる衛門三郎の伝説で知られます。寺伝では奈良時代に伊予の豪族が熊野権現をまつったのが始まりで、行基が本尊の薬師如来を開眼し、当初は安養寺と呼ばれていました。平安時代、領主河野家に生まれた子が「衛門三郎」と書かれた石を握っていたという話から、現在の寺名に改められたと伝わります。河野氏の庇護で大いに栄え、国宝の二王門をはじめ、三重塔や本堂など鎌倉時代の建物が数多く残ります。仲見世の参道や洞窟など見どころも多く、観光客や地元の参拝者でにぎわう寺です。
見どころ
- 文保2年(1318年)建立の二王門は鎌倉建築の傑作として国宝。門の金剛力士像も重要文化財。
- 本堂・三重塔・鐘楼・護摩堂・訶梨帝母天堂など多くの建物が重要文化財で、四国霊場屈指の文化財の寺。
- 寺名の由来となった衛門三郎の再来伝説にまつわる「石」を宝物館で見ることができる。
- 本堂裏から大師堂裏へ抜ける長さ約160mの暗闇の「マントラ洞窟」がある。
- 参道は回廊形式の仲見世になっており、名物のやきもちなどを味わえる。
参拝の案内
- 住所
- 〒790-0852 愛媛県松山市石手二丁目9番21号
- アクセス
- JR松山駅から伊予鉄バス52番線(松山空港線)で「石手寺」下車(公式)
- 伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」から徒歩約16分・約1.3km(公式)
- 車は松山ICから約23分・約8.1km(公式)
- 駐車場
- あり 霊場会は「あり」とのみ記載。Wikipediaでは門前に大型バス用を含め十分な台数あり。料金は未確認
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 拝観料
- 境内の拝観料の記載は確認できず。Wikipediaによると境外の大日曼荼羅石像群(洞窟)は300円、10月下旬の本堂内拝は200円(令和元年の例)
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
- 混雑する時期
- 初詣・厄除け詣は県内で最も参詣者が多いとされる
- 2月3日の節分祭は屋台が並び、毎年数万人が訪れる
- 8月20日の大施餓鬼会と12月31日の世界平和万灯会も多くの人でにぎわう
- 毎月20日の縁日「おはつか」は遍路や地元の参拝者が多い
由緒・信仰
- 創建
- 神亀5年(728年)に伊予の豪族越智玉純が熊野権現をまつって創建し、翌天平元年(729年)に行基が本尊を開眼したと伝わる
- ご利益
- 子授け・安産(訶梨帝母天堂)ぼけ封じ(阿弥陀堂)
- 主な行事
- 年頭護摩祈祷(1月1日〜)
- 初大師(1月20日)
- 節分祭(2月3日)
- 花まつり(4月8日)
- 弘法大師御影供養(4月20日)
- 大施餓鬼会・万灯会(8月20日)
- 福徳授与灌頂祭(10月20日)
- たのも祭(11月20日)
- 世界平和万灯会(12月31日)
- おはつか(毎月20日)
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参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。