JR阿佐ケ谷駅の北口からすぐの場所に鎮まる神明社で、「杉並のお伊勢さま」として親しまれています。鎌倉時代の初め、地元の豪族が伊勢参りの折に持ち帰った霊石を祀ったのが起こりと伝わり、江戸時代の地誌には日本武尊が東征の帰りに休んだ地とする話も残ります。明治以降は天祖神社と名乗っていましたが、平成2年に江戸時代の名へ戻りました。平成21年に終えた大改修で神明造の社殿や神門、祈祷殿、能楽殿が整えられています。厄年や方位などあらゆる災いを払う独自の「八難除」の祈祷で知られ、刺繍を施した御朱印符「大和がさね」やレース編みのお守り「神むすび」を求めて訪れる人も多い神社です。
見どころ
- 本殿と摂社(御垣内三殿):天照大御神をまつる本殿の左右に月読命・須佐之男命の摂社が並ぶ。平成の大改修で本殿を曳家により拝殿から切り離して移した
- 降臨殿(祈祷殿):旧社殿の木材を生かした木造平屋の神明造で、天照大御神の荒魂と豊受大神をまつる。全国でここだけという八難除の祈祷が行われる
- 能楽殿:能・狂言の上演や杉並区無形文化財の阿佐ヶ谷囃子、神楽の奉納に使われる
- 大和がさね:美濃和紙と刺繍を重ねた御朱印符で、季節ごとに意匠が変わる
- 神むすび:レースのブレスレット型のお守りで、季節限定のモデルも頒布される
参拝の案内
- 住所
- 〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
- アクセス
- JR中央線「阿佐ケ谷駅」北口から徒歩約2分
- 東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷駅」北口から徒歩約10分
- 駐車場
- あり 駐車場完備(公式)。台数・料金は公式に記載なし
- 参拝時間
- 開門〜閉門:1〜3月 6:00〜17:00、4・5月 5:30〜17:30、6・7月 5:00〜17:30(土日祝は18:00まで)、8・9月 5:00〜17:30、10月 5:30〜17:00、11・12月 6:00〜17:00。月次祭(1日・15日)は5:00開門。正月・例祭期間は閉門時刻が異なる。社務所は9:00〜17:00(祈祷受付は16:30まで)
- 御朱印
- 確認中 美濃和紙に刺繍を重ねた特別御朱印符「大和がさね」など季節ごとの限定御朱印符を頒布(例:令和8年十五夜は大和がさね1,000円、しずく型・大判各1,200円)。刺繍入り御朱印発祥の神社を名乗る。通常御朱印の初穂料・受付方法は公式で確認できず公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
由緒・信仰
- 創建
- 建久元年(1190)頃、土豪の横井兵部が伊勢神宮参拝の際に霊示を受けて宮川の霊石を持ち帰り祀ったのが始まりと伝わる。日本武尊の休息地に村人が社を設けたとする伝承もある
- 主な行事
- 例祭(宵宮祭12日・当日祭13日。9月とみられる)
- 八重垣祭(海の日)
- 観月祭
- 夏越大祓(6月28日)
- 合同祖霊祭(春分の日・秋分の日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。