杉並区の住宅街に深い杜を広げる八幡社で、平安時代に源頼義が戦の勝利に感謝し、石清水八幡宮から神霊を迎えたのが始まりと伝わります。中世から「多摩の大宮」と呼ばれ、江戸時代には幕府から朱印地を与えられて武家の信仰も集めました。応神天皇とその両親を親子三神として祀ることから、とくに安産・子育ての社として親しまれ、戌の日には腹帯を受ける家族が多く訪れます。境内は弥生時代の祭祀や墓の跡が見つかった太古からの聖地でもあり、都の天然記念物に指定された森、神門脇の夫婦銀杏、珍しい共生の木など、ゆっくり歩いて巡りたい見どころがそろっています。
見どころ
- 神門の両脇に立つ2本の「夫婦銀杏」は御神木で、高さ約26mの男銀杏とともに夫婦円満の象徴とされる。
- カヤの木にイヌザクラが寄生して一つの幹のように育った「共生の木」も御神木として大切にされている。
- 境内の社叢は東京都の天然記念物。旧境内地からは都内で初めて弥生時代の方形周溝墓が見つかり、出土品は杉並区の有形文化財になっている。
- 総檜造りの社殿は鎮座900年を記念して昭和40年に完成。境内には受験の神・大宮天満宮や湧き水の多摩清水社などの社が点在する。
参拝の案内
- 住所
- 〒168-8570 東京都杉並区大宮2-3-1
- アクセス
- 京王井の頭線「西永福駅」から徒歩約7分
- 京王井の頭線「永福町駅」から徒歩約10分
- JR新宿駅西口バスターミナル17番のりばから京王バス 宿33(永福町行)で「大宮町」下車
- JR中野駅南口から中71(永福町行)で「大宮町」下車、徒歩約5分
- JR高円寺駅南口から高45・新02(永福町行)で「大宮八幡前」または「大宮町」下車
- 東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」から宿33・中71で約5分「大宮町」下車
- 駐車場
- あり 無料の駐車スペースあり(台数は非公表・限りあり)。入口は方南通りの南参道入口。混雑時や大きな行事の際は利用できない場合あり
- 参拝時間
- 参拝は終日可能(ホトカミ掲載情報)。社務所・電話受付10:00〜17:00、ご祈願受付9:30〜16:30
- 御朱印
- 直書き・書き置き 通常の御朱印は御朱印帳への直書きに対応。限定御朱印があり、毎月25日の大宮天神祭の日には書き置きの限定御朱印が授与されたという参拝者の報告がある。郵送対応なし。初穂料・受付時間は未確認(社務所は10:00〜17:00)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳あり(ホトカミに写真掲載。デザイン・価格は未確認)
- 混雑する時期
- 戌の日は安産祈願の参拝者が多い
- 11月の七五三詣で(15日に七五三祝祭)
- 9月の秋の大祭(大宮八幡祭り)。敬老の日前の土日は露店が出る
由緒・信仰
- ご祭神
- 品陀和気命(応神天皇)、帯中津日子命(仲哀天皇)、息長帯比売命(神功皇后)
- 創建
- 康平6年(1063年)、前九年の役を平定した源頼義が石清水八幡宮の分霊を迎えて創建したと伝わる
- ご利益
- 厄除開運縁結び安産子育て交通安全学業成就(大宮天満宮)
- 主な行事
- 大的式・蟇目の儀(毎年1月2日)
- 例祭(9月15日)
- 大宮八幡祭り(秋の大祭。敬老の日の前の土・日曜日)
- 大宮天神祭(毎月25日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。