神社とお寺のおまいり帖

地図 / 高知県

寺院四国八十八箇所四国八十八箇所 第34番

種間寺

高知市春野町の田園地帯にある札所で、「安産の薬師さん」として信仰を集めています。寺伝によると、大阪の四天王寺を建てた百済の仏師たちが帰国の途中で嵐に遭ってこの近くの港に逃れ、航海の無事を祈って薬師如来を刻んだのが始まりとされます。のちに空海が訪れて寺を開き、唐から持ち帰った五穀の種をまいたことが寺名の由来といわれます。平安時代には村上天皇から勅額を賜り、土佐藩主の保護も受けましたが、明治初めに廃寺となり明治13年に再興されました。安産祈願を受けた底のない柄杓を授かり、無事に出産したら納める習わしが今も続き、子安観音の周りには柄杓がたくさん奉納されています。

見どころ

  • 底抜け柄杓:安産祈願を受けた底のない柄杓を妊婦に授け、無事に生まれたら寺に納める習わし。子安観音堂の像を柄杓が取り巻く
  • 本尊薬師如来坐像(重要文化財):高さ約145cmの堂々とした平安後期の像で、正月三が日と3月8日に開帳される
  • 寺名の由来:大師が唐から持ち帰った米・麦・粟・黍・豆などの五穀の種を境内にまいたことから「種間」と名づけたと伝わる
  • 手水鉢:延宝5年(1677)作の町内最古のもので市指定文化財
  • さわり大黒:本堂外陣前に座る、ケヤキ寄木造の大きな大黒天像(2008年開眼)

参拝の案内

住所
〒781-0321 高知県高知市春野町秋山72
アクセス
  • とさでん交通バス「春野庁舎前」から約0.8km
  • JR土讃線「朝倉駅」から約7.5km
  • 車:高知自動車道 土佐ICから国道56号で春野町方面へ(霊場会)。県道279号「種間寺前」すぐ
駐車場
あり 普通車70台・大型5台、無料(霊場会・Wikipedia)
拝観時間
納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった
御朱印
確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。奥の院(岩屋神社の薬師如来)の納経も種間寺で受け付けるが、奥の院の御影の授与は現在なし(Wikipedia)

由緒・信仰

正式名称
本尾山 朱雀院 種間寺
ご本尊
薬師如来(平安後期。重要文化財)
宗派
真言宗豊山派
創建
用明天皇のころ、四天王寺の造営を終えて帰る途中に嵐に遭った百済の仏師が、航海の安全を祈って薬師如来を刻み山頂にまつったのが起源とされる。弘仁年間(810〜824)に弘法大師が堂を建てて開いたと伝わる
ご利益
安産
主な行事
  • 本尊御開帳(正月三が日・3月8日)
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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