土佐市北部、清滝山の中腹にある札所で、境内から市街を見渡せます。寺伝では奈良時代に行基が薬師如来を彫り寺を開き、その後空海が五穀豊穣を祈って修法すると、杖で突いた岩から清水が湧き、鏡のように澄んだ池ができたことにちなんで、山号・院号・寺名を改めたとされます。この水は田畑を潤すだけでなく、紙の原料を晒す水として土佐和紙づくりも支えてきました。平城天皇の皇子で空海の弟子となった真如が訪れて生前墓を建てたとも伝わり、江戸時代には土佐藩の保護を受ける大寺でした。本堂前には昭和に造られた大きな厄除け薬師が立ち、台座の中の戒壇巡りで厄除けを願うことができます。
見どころ
- 厄除け薬師如来立像:本堂前に立つ台座込み高さ約15mの像(昭和8年)。台座の内部を暗がりの中で巡る戒壇巡り(88段)がある
- 仁王門の天井画:明治33年(1900)に地元の画家・久保南窓が描いた蛟竜図で、八方にらみの龍として知られる(市指定文化財)
- 高岳親王逆修塔:空海の弟子となった平城天皇の皇子・真如(高岳親王)が建てたと伝わる生前墓。周囲は立ち入らない「入らずの山」
- 眺望:清滝山の中腹にあり、境内から南側の土佐市街を広く見渡せる
- 閼伽井の泉:大師の金剛杖の一突きで水が湧き、澄んだ池ができたと語られる奥の院
参拝の案内
- 住所
- 〒781-1104 高知県土佐市高岡町丁568-1
- アクセス
- とさでん交通・土佐市ドラゴンバス「高岡営業所」から約4km
- JR土讃線「波川駅」から約6.7km
- 車:高知自動車道 土佐ICから国道56号へ出て右折、次の信号を右折して約3km(霊場会)。境内までの車道は幅が狭い(Wikipedia)
- 駐車場
- なし 霊場会は駐車場「なし」とする。Wikipediaでは境内に数台停められ、道路修繕志納金として普通車200円とある
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できなかった
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。納経時間は8:00〜17:00(霊場会の案内。令和6年4月1日に7:00開始から変更)。納経料は納経帳500円(重ね印は300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定、霊場会)。納経帳・掛軸に納経を受けると本尊の御影(白黒)が授与される。彩色御影は1体200円。奥の院(閼伽井の泉)では現在納経を受け付けていない(Wikipedia)
由緒・信仰
- ご本尊
- 厄除薬師如来(平安後期の木造薬師如来立像。重要文化財)
- 創建
- 養老7年(723)、行基が薬師如来を刻んで開き、「景山密院釋本寺」と称したと伝わる。弘仁年間に弘法大師が修法を行い、湧き出た清水にちなんで現在の名に改めたとされる
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参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。