文京区根津の住宅街に鎮まる古社で、かつては「根津権現」と呼ばれました。日本武尊が須佐之男命を祀ったという伝承を持ち、室町期には太田道灌が社殿を建てたとされます。現在の社地は甲府藩主徳川綱重の屋敷跡で、ここで生まれた家宣が将軍の世継ぎとなったことから、綱吉が土地を献じて宝永3年(1706)に壮麗な権現造の社殿が完成しました。本殿から楼門まで7棟が揃って国の重要文化財となっており、戦災後の修復で江戸の姿がよみがえっています。春は斜面を埋めるつつじが名高く、つつじまつりの時期には多くの人が訪れます。准勅祭社に定められた東京十社の一社で、谷根千散策の拠点としても親しまれています。
見どころ
- 宝永3年(1706)造営の権現造の社殿群。本殿・幣殿・拝殿、唐門、西門、透塀、楼門の7棟が国の重要文化財で、江戸期の神社建築がまとまって残る
- つつじ苑(つつじヶ岡)には約100種・3,000株のつつじが植えられ、春の文京つつじまつりで斜面一面が色づく
- 境内社の乙女稲荷神社へ続く朱塗りの鳥居が連なる参道
- 六代将軍徳川家宣の胞衣塚(文京区指定有形民俗文化財)。この地が家宣の生誕地であることを伝える
参拝の案内
- 住所
- 〒113-0031 東京都文京区根津1-28-9
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「根津駅」または「千駄木駅」から徒歩約5分
- 東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩約5分
- 都営三田線「白山駅」から徒歩約10分
- 駐車場
- あり 境内に参拝・ご祈祷・婚礼参列者用の無料駐車場あり。北参道側に有料駐車場もある。台数・料金の記載はなし。境内では最徐行のこと
- 参拝時間
- 唐門は6:00〜17:00頃、授与所は9:30〜16:30頃(いずれも月によって異なる。公式サイトの時刻表は画像のため本文で確認できず、ホトカミの記載による)
- 御朱印
- 書き置きのみ 授与所で頒布。初穂料500円。コロナ禍以降は書き置きのみとの参拝者記録あり。秋の限定御朱印(2026年は9月22日〜11月30日、数量限定)など季節の限定御朱印がある公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 花菱文様の地につつじと社殿を描いたオリジナル御朱印帳(2,000円・御朱印代込み、約16×11cm。ホトカミの記載)
- 人が集まる行事
- 4月の文京つつじまつり(約100種3,000株が見ごろ。つつじ苑は寄進料500〜1,000円)
- 9月の例大祭(神賑行事は9月下旬の土日。2026年は9月26・27日)
由緒・信仰
- ご祭神
- 須佐之男命・大山咋命・誉田別命(相殿に大国主命・菅原道真公)
- 創建
- 約1900年前に日本武尊が千駄木の地に須佐之男命を祀ったのが始まりと伝わる。文明年間に太田道灌が社殿を建て、宝永3年(1706)に現在地へ遷座
- ご利益
- 厄除け除災招福心願成就家内安全病気平癒延命長寿五穀豊穣安産学業成就縁結び商売繁盛
- 主な行事
- 例祭(毎年9月21日)と例大祭神賑行事・神幸祭(9月下旬の週末。2026年は9月26・27日)
- 文京つつじまつり(4月〜5月上旬)
- 節分祭(2月3日)
- 新嘗祭(11月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。