神社とお寺のおまいり帖

地図 / 京都府

神社丹後国一宮

籠神社

このじんじゃ

天橋立の北端近くに鎮まる丹後国一宮です。祭神の彦火明命は、丹後や丹波に稲作と養蚕を広めた神とされ、その子孫と伝わる海部氏が今も宮司を務めています。社伝によれば、奥宮の眞名井原で古くから豊受大神が祀られ、崇神天皇の時代には天照大神もここに移って、ともに祀られたといいます。のちに両神が伊勢へ移ったことから「元伊勢」と呼ばれ、本殿も伊勢神宮と同じ神明造りで、五色の座玉を据えた格式の高い姿を見せています。海部氏に伝わる系図は国宝に指定されています。北東の山裾には磐座を祀る奥宮の眞名井神社があり、天橋立から観光船で訪れることもできます。

見どころ

  • 伊勢神宮の内宮・外宮の神がかつて祀られたことから「元伊勢」と呼ばれる。本殿は伊勢神宮と同じ神明造りで、高欄に青・黄・赤・白・黒の五色の座玉を据える
  • 国宝「海部氏系図」。祭神の子孫とされる海部氏が今も宮司を世襲している
  • 北東約400mに鎮まる奥宮・眞名井神社。磐座を祀る古い祭祀の場で、豊受大神の旧鎮座地と伝わる
  • 天橋立の北の付け根に位置し、参拝と天橋立観光を合わせて楽しめる。社前の狛犬は国の重要文化財

参拝の案内

住所
〒629-2242 京都府宮津市字大垣430
アクセス
  • 京都丹後鉄道「天橋立駅」から徒歩約45〜60分、自転車約20分
  • 天橋立から観光船(天橋立駅側の桟橋から約12分)で「一の宮桟橋」下船、徒歩約3分
  • 天橋立駅から丹後海陸交通の路線バス(約40分)で「元伊勢籠神社前」下車、徒歩約3分
駐車場
あり 有料(保全協力金として駐車料金を徴収。2025年7月に改定)。台数・金額はアクセスページで確認できず
参拝時間
開門8:00〜17:00(変更あり)。授与所・電話受付8:30〜16:30、御朱印は9:00から。季節や土日祝は延長の場合あり
拝観料など
無料
御朱印
確認中 授与所で9:00から。本宮の御朱印500円、本宮籠神社と奥宮眞名井神社を併せた両宮の御朱印500円。紙の御朱印もある。郵送対応なし。直書き/書き置きの別は公式に記載なし
御朱印帳
雪舟「天橋立図」(表)と重要文化財の狛犬(裏)を刺繍した御朱印帳(紺・朱の2色、1,800円)と、金糸を多用した刺繍・鳥の子和紙の御朱印帳(2,500円)。新たに受けると本宮の御朱印が記念に書かれる
混雑する時期
  • お盆(8月10日〜15日)や秋の連休は天橋立周辺の道路が混み、観光協会が市営駐車場から一の宮(籠神社の最寄り桟橋)行き観光船に乗る「パーク&クルーズ」を実施(2026年)
  • 4月24日の例祭(葵祭)。近隣の集落から笹ばやし・太刀振・神楽が奉納される

由緒・信仰

正式名称
丹後一宮 元伊勢 籠神社
ご祭神
彦火明命(相殿 豊受大神・天照大神・海神・天水分神)
社格など
旧国幣中社・神社本庁の別表神社。丹後国一宮、式内社(名神大社)
創建
神代から奥宮の眞名井原で「匏宮(よさのみや)」として豊受大神を祀ったのが始まりと伝わる。崇神天皇の代に天照大神も遷り、吉佐宮として4年間ともに祀られた。養老3年(719)に現在地へ遷り、籠宮と改めた
主な行事
  • 例祭・葵祭(毎年4月24日。笹ばやし・太刀振・神楽を奉納)
  • 奥宮眞名井神社例祭(10月15日)
  • 神嘗奉祝祭(10月17日)
公式サイト
www.motoise.jp
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

近くの社寺