松山市北部、経ヶ森の中腹にある第52番札所です。寺の始まりには、豊後の真野長者が海で嵐に遭い観音に救われたお礼に、職人を集めて木材を船で運び、一晩で本堂を組み上げたという「一夜建立」の伝説が残ります。その後、聖武天皇の勅願で行基が十一面観音を刻んで本尊とし、孝謙天皇のころには多くの坊を抱える大寺となりました。現在の本堂は鎌倉時代に伊予の守護河野氏が建てたもので国宝に指定されています。一の門から本堂まで約800mの長い参道が続き、本堂には天皇の奉納と伝わる平安時代の観音像が並んでいます。参道の途中には句碑も点在します。
見どころ
- 嘉元3年(1305年)に河野氏が再建した本堂は国宝。県内最大級の木造建築で、内陣を土間とする珍しい造り。
- 鎌倉時代の二王門は国の重要文化財。一の門から本堂まで約800mの参道に4つの門が続く。
- 本尊の十一面観音立像と、歴代天皇の奉納と伝わる6体の十一面観音立像はいずれも平安時代後期の作で重要文化財。
- 聖徳太子堂には法隆寺夢殿と同じ姿の太子像がまつられている。
- 安永9年(1780年)銘の最古の木製納札が伝わる。
参拝の案内
- 住所
- 〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1730
- アクセス
- JR予讃線「伊予和気駅」から約2.5km(Wikipedia)
- 伊予鉄高浜線「三津駅」から伊予鉄バス三津ループ線で「太山寺」下車、約0.5km(Wikipedia)
- 車は松山ICから南環状線・国道196号を経由し、内宮交差点を左折(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。Wikipediaでは二王門側の大駐車場50台・大型5台、納経所下の中駐車場10台(普通車のみ)、行事のない日は三の門下の小駐車場6台まで普通車で入れる
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 用明2年(587年ごろ)、豊後の真野長者が一夜で本堂を建てたと伝わる。天平11年(739年)に行基が本尊を安置
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。