JR伊予和気駅のすぐ近くにある第53番札所で、近年は円明寺とも書かれます。寺伝では奈良時代に行基が阿弥陀三尊を刻んで開き、当初は北西の海岸近くにあって大きな伽藍を備えていたとされます。弘法大師による再興の後、鎌倉時代以降の戦乱で荒れ、江戸時代初めに土地の豪族須賀氏によって今の場所に移されて再建され、仁和寺の直末となりました。大正時代に米国の学者が本尊の厨子で見つけた江戸初期の銅板の納札は、遍路の歴史を伝える貴重な資料です。隠れキリシタンの信仰を物語る灯籠や、左甚五郎作と伝わる龍の彫刻も見どころです。
見どころ
- 慶安3年(1650年)銘の銅板納札は、大正時代にシカゴ大学のスタール博士が見つけたもので、現存最古の納札とされ「遍路」の文字も記されている。
- 大師堂近くにはマリア像を浮き彫りにしたともいわれるキリシタン灯籠があり、隠れ信者の礼拝に使われたと伝わる。
- 本堂の鴨居には左甚五郎作と伝わる龍の彫刻がある。
- 県指定文化財の八脚門と室町時代の厨子、鎌倉時代の観音・勢至菩薩立像が伝わる。
参拝の案内
- 住所
- 〒799-2656 愛媛県松山市和気町1-182
- アクセス
- JR予讃線「伊予和気駅」から約0.3km(Wikipedia)
- 伊予鉄バス運転免許センター行き「和気」下車、門前(Wikipedia)
- 車は松山ICから南環状線・国道196号を経由し、内宮交差点を左折して直進(霊場会)
- 駐車場
- あり 無料(霊場会)。Wikipediaでは普通車10台・大型3台
- 拝観時間
- 納経所の受付は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。境内の参拝時間の定めは資料で確認できず
- 御朱印
- 確認中 納経所で受付。受付時間は8:00〜17:00(霊場会の共通案内)。納経料は納経帳500円(重ね印300円)・掛軸700円・白衣300円(令和6年4月1日改定)
由緒・信仰
- 創建
- 天平勝宝元年(749年)、聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝わる
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参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。