東急東横線の駅名にもなっている、中目黒の浄土宗寺院です。江戸中期に増上寺の住職を務めた祐天上人は、念仏の名号を書いて人々に授けたことで知られ、将軍家からも厚く帰依されました。上人の「念仏の道場を」という遺言を受けて弟子の祐海が18世紀初めに開いたのがこの寺で、新しい寺院の建立が禁じられていた時代に、8代将軍吉宗の計らいで特別に寺号が許されたと伝わります。明治の火災で本堂を失った後は、境内にあった将軍家の御霊殿を移して本堂とし、現在は書院や鐘楼などとともに国の登録有形文化財です。祐天上人の坐像は都の文化財で、累の伝説にちなむ塚には歌舞伎役者も参拝に訪れます。
見どころ
- 本堂は明治の火災後、将軍家の御霊殿を移して復興した建物で、書院・地蔵堂・表門・鐘楼などとともに国の登録有形文化財。
- 木造祐天上人坐像と旧崇源院霊屋宮殿は東京都指定有形文化財、祐天上人墓は都指定旧跡。
- 目黒区指定文化財の仁王門と阿弥陀堂。
- 祐天上人が累の怨霊を成仏させた説話にちなむ累塚があり、歌舞伎で累の演目を行う前に役者が参拝する習わしがある。
参拝の案内
- アクセス
- 東急東横線「祐天寺駅」から徒歩約8分
- 車は山手通り「中目黒立体交差」から駒沢通り沿い
- 駐車場
- あり 9:00〜17:00に境内に駐車可。参拝・法要の人のみ(台数・料金の記載なし)
- 拝観時間
- 境内は24時間参拝可能。寺務所 9:00〜17:00。墓参は4〜9月6:00〜18:00、10〜3月7:00〜17:00
- 拝観料
- 公式に拝観料の記載なし(境内は自由に参拝可)
- 御朱印
- 直書き・書き置き 3種類(手書き、祐天上人名号、累塚)。受付9:15〜16:00。書き手が不在のときは書き置きの紙で対応。納経料は公式に記載なし
由緒・信仰
- 創建
- 享保3年(1718年)、祐天上人の遺命により弟子の祐海上人が建立(開山は祐天上人、開基は祐海上人)
- 主な行事
- 十夜会併修平成百万遍念仏会(10月15日)
- 法話の日・念仏の日(毎月)
- 春の宝物展(歴史文化館)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。