入谷駅から歩いて数分、下町の住宅街に鎮座する神社で、平安時代の歌人で学者でもあった小野篁を祀っています。篁が暮らした上野の照崎に住民が社を設けたのが始まりとされ、江戸初期に寛永寺の造営に合わせて今の場所へ移りました。のちに菅原道真の像も迎えたことから学問の神としての信仰も厚く、近年は芸能や仕事の成就を願う参拝者が多く訪れます。境内には江戸後期に富士講の人々が築いた富士塚があり、国の重要有形民俗文化財に指定されています。登れるのは毎年6月末と7月1日の山開きの二日間だけで、この時期は茅の輪も設けられにぎわいます。月ごとに図柄が変わる御朱印も楽しみの一つです。
見どころ
- 境内の富士塚「下谷坂本富士」は文政11年(1828年)築造で、国の重要有形民俗文化財(1979年指定)。ふだんは登れず、6月30日と7月1日のお山開きの日だけ登拝できる。
- 富士塚の麓には役行者と、富士山の神の使いとされる二匹の猿の像が立つ。
- 江戸後期に回向院から迎えた菅原道真の像を祀り、江戸二十五天神の一つに数えられた。
- 芸能・仕事の神として芸能関係者の参拝が多いことで知られる。
参拝の案内
- 住所
- 〒110-0004 東京都台東区下谷2-13-14
- アクセス
- 東京メトロ日比谷線「入谷駅」4番出口から徒歩約3分
- JR山手線「鶯谷駅」南口から徒歩約7分
- 駐車場
- なし ご祈祷を受ける人のみ境内に駐車可。それ以外の参拝者は駐車不可
- 参拝時間
- 境内の参拝時間は公式に記載なし。授与時間 9:00〜16:00
- 御朱印
- 確認中 授与時間9:00〜16:00。通常の御朱印のほか、月ごとに変わる『月参りの御朱印』2種、季節の特別御朱印(こよみの御朱印など)がある。初穂料は公式に記載なし
由緒・信仰
- 創建
- 仁寿2年(852年)、小野篁が住んだ上野照崎の地に住民が篁を祀ったのが始まりと伝わる。寛永年間に寛永寺の建立に伴い現在地へ遷座
- 主な行事
- 例大祭(5月19日に近い土・日曜日。本社神輿の渡御は通常3年に一度)
- 富士浅間神社例祭・お山開き(6月30日・7月1日)
- 夏越の大祓(6月30日、茅の輪を設置)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。