板橋区赤塚の高台、かつての赤塚城二の丸跡に建つ浄土宗の寺院で、境内の「東京大仏」で広く知られています。室町時代に板橋の山中村で開かれた草庵が起こりとされ、江戸時代には中山道板橋宿の仲宿に寺を構えました。徳川家康から朱印地を与えられ、8代将軍吉宗の鷹狩りの際には休息所に指定されるなど格式を誇りましたが、国道や首都高速の建設で寺域が狭まり、昭和40年代に現在地へ移っています。大仏は震災と戦災の犠牲者を弔い、平和への願いを込めて昭和52年に造立された阿弥陀如来像で、完成当時は奈良・鎌倉に次ぐ大きさでした。周囲には赤塚植物園や区立美術館などがあり、緑の多い散策コースの中心にもなっています。
見どころ
- 東京大仏:昭和52年(1977)開眼の青銅製阿弥陀如来坐像。基壇からの高さ約13m、重さ32t。関東大震災と東京大空襲の犠牲者供養と不戦の願いを込めて24世住職が発願した
- 天保飢饉供養塔:板橋宿で天保の大飢饉により亡くなった人々を弔った供養塔で、板橋区の文化財
- 旧藤堂家染井屋敷の石造物:津藩藤堂家の下屋敷にあった石像群が昭和42年に寄贈され、境内に並ぶ
- 寺宝の伽羅香木「弧雲」:ベトナム伝来とされる高さ約34cm、重さ566gの大きな香木で、旧山号「弧雲山」と同じ名を持つ
- 植村直己の墓:マッキンリーで消息を絶った冒険家の供養墓がある
参拝の案内
- 住所
- 〒175-0092 東京都板橋区赤塚5丁目28-3
- アクセス
- 都営三田線「西高島平駅」から徒歩約20分
- 東武東上線「下赤塚駅」から徒歩約20〜25分
- 東武東上線「成増駅」北口から国際興業バス 赤羽駅西口行き等で「赤塚八丁目」下車 徒歩約5分
- 成増駅北口または都営三田線「高島平駅」から区立美術館経由のバスで「区立美術館」下車 徒歩約5分
- 駐車場
- あり 参拝者用駐車場あり(公式)。台数に限りがあり、行事等で使えない場合あり。参拝中以外の利用・付近の路上駐車は不可。15台・無料とする旅行サイトの記載あり(未確認)
- 拝観時間
- 開門9:00、最終入門15:45、完全閉門16:00(正月三が日など行事の際は変更あり)。売店「和南亭」9:00〜15:45
由緒・信仰
- 創建
- 応永年間(1394〜1428)、了賢無的上人が山中村(現・板橋区仲町)に草庵を結んだのが始まりと伝わる。昭和46年(1971)から7年をかけて現在地(赤塚城二の丸跡)へ移転
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参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。