鹿嶋市宮中の深い森の中に鎮まる、常陸国の一宮で、全国の鹿島神社の総本社です。神話の国譲りで活躍した武の神・武甕槌大神を祀り、神武天皇の時代の創建と伝わります。古くから朝廷や武家の信仰があつく、江戸時代には徳川将軍家や水戸藩の手で本殿や楼門が整えられ、これらは国の重要文化財となっています。参道を奥へ進むと、家康ゆかりの奥宮、地震を鎮めるという要石、澄んだ湧き水をたたえる御手洗池が続き、県の天然記念物の樹叢が静けさを添えます。神の使いとされる鹿が飼われているのもこの社ならでは。12年に一度、陸と水上あわせて約30kmを神幸の行列が巡る御船祭も知られています。
見どころ
- 高さ約13mの楼門は寛永11年(1634年)に水戸藩初代藩主・徳川頼房が奉納したもので、日本三大楼門の一つ。元和5年(1619年)に徳川秀忠が寄進した本殿などとともに重要文化財。
- 奥参道の先の奥宮は、徳川家康が関ヶ原の戦勝御礼に奉納した社殿を移したもので、境内で最も古い建物。
- 地中の大鯰を押さえて地震を鎮めると伝わる「要石」や、1日40万リットル以上が湧き水底まで澄んだ「御手洗池」など、神秘的なスポットが森の中に点在する。
- スギ・シイ・タブなど600種以上の植物が茂る樹叢は茨城県の天然記念物。神の使いとされる鹿を飼育する鹿園もある。
- 全長2.7mを超える直刀「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」は国宝に指定されている。
参拝の案内
- 住所
- 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
- アクセス
- JR鹿島線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「鹿島神宮駅」から徒歩約10分
- 東京駅八重洲南口から高速バス「かしま号」で約2時間、「鹿島神宮」下車(片道2,100円)
- 車は参道入口の第一駐車場をナビのMAPCODE(340 150 718*34)で設定するのが確実
- 駐車場
- あり 第一駐車場60台(7:00〜17:00は普通車2時間500円、17:00〜7:00は100円。12/31〜1/15は3時間1,000円)、第二駐車場55台(無料、土日祝・繁忙期は有料の場合あり)、宮中地区駐車場150台(平日無料、土日祝は普通車500円)、御手洗池駐車場(無料、正月・祭事は有料)
- 参拝時間
- 境内参拝は終日可能(ホトカミ掲載情報)。授与所・御祈祷受付8:30〜16:30
- 拝観料など
- 境内参拝は無料(宝物館は平成30年から休館中)
- 御朱印
- 直書きOK 授与所で8:30〜16:30。本宮(武甕槌大神 和魂)と奥宮(武甕槌大神 荒魂)の2種類で、持参の御朱印帳に直書き(ホトカミ掲載情報)。郵送不可(公式)。初穂料は未確認公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 神使の鹿にちなんだ御朱印帳あり(ホトカミ掲載情報、価格未確認)。御船祭の記念御朱印帳は予定数に達し頒布終了(公式)
- 混雑する時期
- 年末年始は周辺で交通規制があり、第一駐車場は12月31日夕方から1月3日まで閉鎖される(公式の初詣案内)。元日は初日の出を拝みに訪れる人もいる
- 1月7日夕方の白馬祭と2月3日の節分祭は、神社が『多くの人で賑わう祭典』に挙げている
- 9月1日の提灯まち・神幸祭(例祭にあわせた行事)も多くの人で賑わう
- 12年に一度(午年)の式年大祭・御船祭の年は、9月に大規模な水上祭が行われる
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・常陸国一宮。旧官幣大社・勅祭社。神社本庁 別表神社
- 主な行事
- 祭頭祭(3月9日)
- 例祭(9月1日)
- 御船祭(12年に一度の午年の式年大祭。直近は令和8年)
- 大寒禊(1月、御手洗池)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。