神社とお寺のおまいり帖

地図 / 千葉県

神社下総国一宮

香取神宮

かとりじんぐう

利根川の下流、亀甲山と呼ばれる丘の上に鎮座する下総国一宮で、全国の香取神社の総本社です。国譲りの神話で武甕槌神とともに出雲へ遣わされた経津主大神をまつり、対岸の鹿島神宮と並んで、古代には東国を治める朝廷の拠点として重んじられました。平安時代の『延喜式』で「神宮」と呼ばれたのは伊勢・鹿島とここだけで、藤原氏や武家からも武の神として深く信仰され、今も武道に励む人々の参拝が絶えません。徳川綱吉の命で建てられた本殿や朱の楼門、地震を鎮めるという要石など見どころが多く、老杉に囲まれた参道を歩くと、関東屈指の古社らしい落ち着いた空気に包まれます。

見どころ

  • 本殿(重要文化財):元禄13年(1700)に徳川幕府が造営した両流造の社殿で、慶長造営時の桃山様式を受け継ぐ近世前期の正統的な建築
  • 楼門(重要文化財):本殿と同じく元禄13年造営の丹塗りの楼門
  • 国宝 海獣葡萄鏡:唐代の白銅鏡で、正倉院・大山祇神社の鏡と並ぶ「日本三銘鏡」の一つとされ、千葉県唯一の工芸品の国宝
  • 要石:地震を起こす大鯰を押さえるとされる霊石で、鹿島神宮の要石と対をなす
  • 奥宮と三本杉:経津主大神の荒魂をまつる奥宮や、源頼義の祈願で三又に分かれたと伝わる三本杉がある

参拝の案内

住所
〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1
アクセス
  • JR成田線「佐原駅」からタクシーで約10分、または各種バス
  • JR成田線「香取駅」(無人駅)から徒歩約30分(約2km)
  • 東京駅から関鉄グリーンバス「鉾田駅行き」で「香取神宮前」下車 徒歩約5分
  • 浜松町駅・東京駅から京成・千葉交通バス「銚子行き(小見川ルート)」で「佐原香取(佐原IC)」下車 徒歩約15分
駐車場
あり 参拝者用の駐車場あり(公式のお知らせに「第1駐車場」の記載)。台数・料金は公式で確認できず。参拝者用駐車場は3か所で無料とする民間サイトの記載あり(未確認)
参拝時間
境内の参拝時間の記載なし。授与所・御朱印受付は8:30〜17:00(祈祷受付は16:30まで、宝物館受付は16:00まで)
拝観料など
境内参拝は無料。宝物館は有料(料金は公式で確認できず)
御朱印
確認中 授与所で8:30〜17:00(通常)に受付(公式アクセスページ)。境内の香取護国神社の御朱印を例祭日に頒布する案内もある。初穂料・直書き/書き置きの別は公式で確認できず
混雑する時期
  • 正月は混み合い、公式は混雑時に周辺の有料駐車場の利用を案内している。路上駐車は不可
  • 正月三が日と1月の三連休には、香取駅との間に臨時の無料シャトルバスや臨時列車が出たことがある(2023年の例)
  • 4月14日の例祭・15日の神幸祭。12年に一度(午年)の式年神幸祭は2日間にわたり大規模に行われる

由緒・信仰

正式名称
香取神宮
ご祭神
経津主大神(伊波比主命)
社格など
式内社(名神大社)・下総国一宮・旧官幣大社・神社本庁別表神社。全国の香取神社の総本社、東国三社の一社
創建
社伝では神武天皇18年の創建と伝わる。8世紀初頭の『常陸国風土記』にすでに分祠の記載がある
ご利益
武道・スポーツの勝運災難除(要石)
主な行事
  • 例祭(4月14日)・神幸祭(4月15日)。12年に一度の午年には式年神幸祭
  • 御田植祭(4月第1土・日曜)
  • 大饗祭(11月30日)
  • 団碁祭(12月7日)
  • 節分祭
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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