堺市西区の鳳に鎮座する和泉国一宮で、平安時代の延喜式神名帳では和泉国で唯一の名神大社に挙げられた古社です。日本武尊が亡くなったあと、その魂が白鳥となって各地を巡り、最後にこの地へ降り立ったという伝承が創建の由来とされ、大鳥氏の祖神もあわせてまつられています。本殿は出雲の大社造に次ぐ古い形式とされる「大鳥造」で、明治末に焼失したのち国の手で再建され、近年、拝殿などとともに堺市の文化財に指定されました。境内は「千種の杜」と呼ばれる緑豊かな森に包まれ、根が盛り上がった大楠の御神木もあります。月替わりの限定御朱印でも知られ、10月の鳳だんじり祭では勇壮な宮入が見られます。
見どころ
- 本殿(大鳥造):切妻造・妻入の古い社殿形式「大鳥造」を伝える。明治38年(1905)の焼失後、内務省により明治42年(1909)に再建され、拝殿・神門などとともに令和7年(2025)に堺市指定有形文化財となった
- 千種の杜:白鳥が舞い降りたとき一夜で木々が茂ったと伝わる神域の森で、季節の草花が咲く
- 根上がりの大楠:根が地上に盛り上がった御神木で、財運向上の御神木として案内されている
- 大鳥美波比神社:境内の摂社で式内社。10月の鳳だんじり祭はこの社の例祭にあたり、だんじりの宮入でにぎわう
参拝の案内
- 住所
- 〒593-8328 大阪府堺市西区鳳北町1-1-2
- アクセス
- JR阪和線「鳳駅」西出口から徒歩約5分
- バス(堺東〜西区役所〜光明池方面)「鳳北口」下車徒歩約3分
- バス(西区役所〜石津川駅前行き)「大鳥神社前」下車徒歩約1分
- 駐車場
- あり 無料駐車場あり(台数は未確認)。満車・混雑時は駐車を断る場合あり。大型バスは事前申請制で、だんじり祭期間などは終日駐車不可の日がある
- 参拝時間
- 開門5:30、閉門18:00。授与所は9:00〜16:30
- 御朱印
- 確認中 授与所(9:00〜16:30)で授与。御朱印帳に揮毫できる「本社」「美波比神社」の季節ごとの数量限定御朱印(1月中は揮毫不可)、月替わりで箔押しの特別限定御朱印「大鳥の四季」(12・24・36・48か月続けると記念品)、毎月の祭事にちなむ限定御朱印がある。初穂料は未確認公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- あり。美波比神社例祭の「やりまわし」を描いた「だんじり祭」御朱印帳と、黒地に金・黒地に銀の大鳥大社御朱印帳。御朱印帳のみの授与は不可(御朱印とあわせて授与)
- 混雑する時期
- 10月初めの秋祭り(だんじりの宮入。令和8年は10月3日)。10月2日〜5日は観光バスを終日停められない
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・和泉国一宮・旧官幣大社・別表神社
- 創建
- 伊勢で亡くなった日本武尊の御霊が白鳥となってこの地に降り立ち、そこに社を建ててまつったのが始まりと伝わる(社伝では約1900年前、景行天皇の時代)
- 主な行事
- 元旦祭(1月1日)
- 花摘祭(4月第3土曜日)
- 夏大祭(7月最終日曜日)
- 例祭(8月13日)
- 美波比社例祭・鳳だんじり祭(10月第1金曜日からの週末)
- 新嘗祭(11月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。